呆れました・・・。

昨日行われた『日本ホウ酸処理協会(JBTA)』第6回総会に参加してきました。

これまでは、ホウ酸による木材劣化対策を行う方々のみが集まっていたそうです。

でも今回から、一般の方々や工務店・設計事務所の方々にも開放されたんです。

色々と『為になる話』を聞く事が出来ました。

ホウ酸による木材劣化対策の優位性については、理解しているつもりです。

従来の合成殺虫剤(農薬)に比べて、安全で効果が長持ちします。

その安全性が認められ、欧米諸国ではホウ酸処理の方が一般的なんです。

「EUでネオニコチノイドの使用が禁止された」というニュースを、皆さんも聞いたことでしょう。

それなのに・・・。

まだまだ日本では、合成殺虫剤を使用した防蟻・防腐処理が主流なんです。

しかも、問題のネオニコチノイド系が圧倒的に多い・・・。

除虫菊を主成分としたピレスロイド系ならまだしも、ネオニコを使うとは・・・。

不思議ですよね。

なんで体に悪いとわかっているのに、使うんだろう?

効果だって5年しか持たないのに?

そもそも、どうして国はネオニコの使用を禁止しないのかな?

会場で耳にした話です。

シロアリ業界には、こんな事を言っている人がいるそうです。

「ホウ酸、使ったって良いよ。」

「その代わり、5年で効果が無くなるホウ酸をつくってよ。」

えっ

何、言ってんの。

効果が長く続くのが良いんじゃないの?

呆れてしまいました。

シロアリ業界のビジネスモデルは、こうなっているそうです。

お施主様

 ↓ 白蟻駆除・防除の依頼①

工務店

 ↓ 白蟻駆除・防除の依頼②

シロアリ工事店

①と②には、当然工事代金の授受が発生します。

①の中には工務店の利益&経費と②費用が含まれています。

そして②の中にも、工事店の利益&経費と材料費が含まれている筈ですよね。

ところが大半の工事店は、利益を大幅にカットして受注しているらしい・・・。

えっ

それじゃ、食っていけないでしょ

大半のシロアリ工事店は合成殺虫剤を使った防蟻・防腐処理を行っています。

5年経てば、再処理を行う必要が生まれます。

10年・15年・・・。

仕事が確保できることになります。

その際の工事費は、当時の工事費に比べて相当割高です。

なるほど・・・、そうだったのか。

種明かしを聞いて、頭に来ました。

大切なお住まいをシロアリに食われないようにしたら、シロアリ業者に食い物にされていた・・・。

ひどい話ですよね。

過当競争で、利益分を上乗せできない体質も大問題です。

正当な金額で受注出来る体制を整えるのが正しい気がするんですけど・・・。

基調講演の中で、愛媛大学の石坂助教が見せてくれたパワポです。

白蟻駆除・防除を考える際には、経済やその他のリスクと健康影響を秤にかけることになります。

それでも、一番は健康影響のはずですよね。

でも現状はそうなっていない。

ホウ酸を使っているのは、全体の1%ほどしかないんです。

つまり、経済を考えている。

経済には、施工者側の経済と使用者側の経済があります。

ホウ酸を使えば、初期投資は高いけど2回目以降の処理が無くなり、結果的に経済的です。

でも施工者にしてみれば、2回目以降の処理が無くなってしまいます。

これが、先述の「5年で効果の無くなるホウ酸・・・」に繋がる訳です。

だから、ホウ酸は使わない。

濡らしたら効果が無くなるから、養生しないとならないし、その分の手間貰える訳ないじゃん!

今までの方が楽チンでしょ。

どっちを向いて仕事をしているの?

国に対してモノ申しても、多数決で合成殺虫剤を使った方々に勝てる訳ないし・・・。

良いとわかっているのに、勝てないなんて。

こんな話を聞いていると、ムカムカしてきます。

でも会場に集まっている方々は、合成殺虫剤からホウ酸に移行した方々です。

こんなに沢山の方々が頑張っているんだなぁー。

救われる気がしました。

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