凄く気になります・・・。

自立循環型住宅研究会/関東ゼミ(第4回)

計6社の事例発表会を聞いてきました。

いゃー各社の取組、参考になります。

シュミレーションと実際の比較、やってみたいですね。

二酸化炭素濃度測定や、温湿度測定が出来るロガー欲しくなりました。

色んな角度から、様々な事を検証していて面白く聴く事が出来ましたよ。

中でも、自然素材をふんだんに使ったパッシブデザイン住宅において行われた換気に関する実験は目を見張るものでした。

気積420㎥、UA値0.38W/㎡K、C値0.6㎠/㎡のお宅です。

内装は天然木材現し&塗り壁になっています。

換気システムは採用せず、自然給気口と浴室&トイレの換気扇を使った24時間換気をおこなっているとか・・・。

2階浴室換気扇の排気量は80㎥/h、この換気扇のみを使った場合の換気回数は0.19回/hになるそうです。

明らかに換気不足ですよね。

でも、二酸化炭素濃度を600ppmから1200ppmの間に収まっています。

ちなみにCO2濃度の目安は以下の通り。

350~450・・・外気レベル

450~700・・・理想的なレベル

1000・・・思考力に影響が出始めるレベル

2000・・・眠気を感じる人が出始めるレベル

3000・・・肩こりや頭痛を感じる人が出始めるレベル

5000以上・・・危険レベル

状況により、若干問題があるようですね。

でも、概ね良好と云えるのかな?

2016年11月から2017年7月の湿度はどうでしょうか?

最高湿度65%、最低湿度50%。

えっ!うそでしょ?

凄いですよね。

ちなみに建設地は群馬県みどり市です。特に乾燥している訳でもありません。

自然素材や塗り壁の効果も若干は期待出来ると思います。

でも、それにしても低いですよね。

8・9月の結果も知りたかった・・・。

換気量が少なければ、冬季の過乾燥を防ぐことができる。

これは納得です。

夏季の湿度を抑えることが出来るのかな?

外気に含まれる水蒸気を入れずに、エアコンで除湿すればいいのかも?

エアコンの稼働状況も知りたいですよね。

そして実験は続きます。

今度は浴室換気扇に加えて、第1種ダクトレス熱交換換気扇×2台で測定していました。

換気回数は0.38回/hに当たります。

co2濃度は400~1000程度、良い感じです。

やっぱり換気とco2濃度って関係ありますよね。

湿度はどうなの?

最高湿度66%、最低湿度44%。

ふーん、換気量が増えると、湿度の巾は増えるんですね。

自然給気口からの給気量も調べて欲しかったと思います。

ダクトレス換気扇って力が弱いから、浴室換気扇と併用すると給気口になっちゃうんですよね。

排気量が増えた分以上に給気量が増えているのかもしれません。

C値は0.6㎠/㎡とまあまあの成績ですが、自然換気はそれなりに行われています。

給気の具合がわかれば、もっと別のことがわかるかも・・・。

換気量を抑えることで、良好な環境を得る。

納得できるような、できないような・・・。

私も別の角度から検証したいと思いました。 

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