2100年 未来の天気予報

 

このところの朝晩の気温は、低いですよね。

 おかげで無冷房で快適に過ごすことが出来ています。

 この調子で涼しい日が続けば良いんですが、そうはいかないだろうなぁー・・・。

先日参加した『自立循環型住宅研究会・関東ゼミ』で、東大の前準教授が語った内容の一部をご紹介します。

当日配布された資料からの抜粋となります。

環境省が推進する『COOL CHOICE』のHPにある記事のようですね。

以下、COOL CHOICEのHPからの抜粋です。

 

2015年、すべての国が参加する形で、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が採択されました。

世界共通の目標として、世界の平均気温上昇を2℃未満にする(さらに、1.5℃に抑える努力をする)こと。

今世紀後半に温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることが打ち出されました。

パリ協定を踏まえ、我が国は2030年度に温室効果ガスの排出を2013年度比で26%削減する目標を掲げています。

この目標達成のためには、家庭・業務部門においては約4割という大幅削減が必要となります。

政府は、脱炭素社会づくりに貢献する

「製品への買換え」

「サービスの利用」

「ライフスタイルの選択」

など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を推進しています。

これをみると、2100年の東京の気温は44℃。

たぶん、日最高気温だと思います。

熊谷や前橋では、既に41℃超の日がありますから充分あり得ると思います。

我が国の伝統的夏対策は『日射は強いけど、気温は高くない』気候が前提だったそうです。

でも、もはやこの前提は覆されています。

『日射が強く、気温も高い』今の日本の気候においては、エアコンの適切な利用は必須なんですよね。

上グラフでは、住居内で熱中症が原因で死亡している人数がわかります。

熱中症による死亡者総数1077人中、住宅内死亡数は601人。

そして、年代別の死亡者数は

0~44歳 32人

45~64歳 117人

65~79歳 218人

80歳以上 233人

相変わらず、高齢者が多いそうです。

熱中症による死亡者のエアコン使用状況を調べた結果です。

全体の86.5%がエアコンを使用していません。

やはり、温度に敏感でない世代に被害が多いようです。

我慢は美徳と育てられた世代に被害が多いとも言えそうです。

従来の常識は、既に現代の状況には当てはまりません。

適切なエアコンの使い方を十分理解し、早めの対応を徹底する必要があるのでは?

そして可能であれば、ご自分で出来る日射遮蔽対応を身に付けることをお勧めします。

お住まいの建替えやリフォームをするのであれば、パッシブ設計も重要です。

いい加減、エアコンを悪者にするのは止めませんか?

エアコンが快適に稼働できる環境を整えることが出来れば、エアコンが創り出す環境は激変します。

エアコンって、こんなに快適だったんだ・・・。

今までのエアコンって、何だったんだろう?

これって、単に『間違った住まいづくり』が原因なんですよね。

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