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たまには、リフォームの話でも・・・。
弊社のOB宅のリフォームを行いました。
玄関とリビングの間に、間仕切引き戸を設置したんです。
こんな感じです。
ワイド&トールな白いガラス扉です。
開けると、こうなります。
リビング側から見ると、こんな感じです。
なかなか良いでしょ?
他の扉は全て無垢扉になっています。
床材に合わせた色調です。
扉も合わせようかな?
そう思っていましたが、壁のように目立たない方が良いと言います。
おまけに、閉めても明かりが入るようにしたい・・・。
結果、こうなりました。
工事が無事終わったので、換気システムの風量測定も行いました。
今回の工事に伴い、換気経路や給排気口の位置・数量も変えたので・・・。
要領はいつもと同じです。
今回は、こんな測定器を用意しました。
壁に設置された自然給気口です。
これを写真のように開けます。
全ての自然給気口が同じように開いている事を確認したら、次の作業に取り掛かります。
蓋を開けると、中にはフィルターが入っています。
花粉や虫の侵入を防止してくれます。
フィルターを取ると、こうなっています。
防虫網はありません。
だって虫の死骸が詰まって、給気不良を引き起こすんです。
その代わりにフィルターの清掃を定期的に行う必要がある訳です。
天井に設置された、排気口です。
中央のグリルを回転する事で、開度が調整できるようになっています。
これが設計通りの開度になっているかを確認し、そうでない場合は調整を行います。
全ての開度確認&調整を終えたら、次の作業です。
換気システムのコントローラーです。
ボリュームダイヤルを回すことで、換気風量を調節する事が出来ます。
設計通り『2.5』に合わせて、風量測定スタートです。
風量測定器を排気口に当てて、全ての排気風量を測定します。
合計風量が設計風量を満たしている事を確認し、風量が足りなければボリュームを上げます。
また、多ければボリームを下げる訳です。
合計風量を確認したら、それぞれの開度調整を行います。
初期値を元に、増減しながら適切な風量を確保して完了です。
これを報告書に書き込んで、測定完了です。
新築もリフォームも変わりません。
換気システムが、きちんと機能している事を確認しなければなりません。
合計風量だけ、確認してもダメなんです。
換気風量って、かなり重要ですよ。
この季節はカビの発生にも影響を与えるし、冬季であれば表面結露に影響を与えます。
設置するのが義務であれば、しっかりと活用しなければ勿体ないですよね?
あなたのお宅の換気システム、しっかりと機能していますか?
posted by Asset Red
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