換気に関するお話

雨です。

梅雨だから、仕方ない・・・。

こんな日は、窓も開けられません。

でも、大丈夫。

換気システムがあけば、窓開け換気の必要なんてありませんから。

本当でしょうか?

今回も、換気に関するお話です。

換気の目的は、家の中の空気を入れ替えて、酸素とCO2割合を整えることです。

24間換気システムによって、ゆっくりと家の中の空気を動かします。

汚れた空気を排出し、屋外の新鮮空気を取り込むことができます。

兄弟がはしゃいでいる子ども部屋

ご家族が眠る寝室

どの部屋も、呼吸をするだけでどんどんCO2が増えていきます。

でも24時間換気システムが正しく作動していれば、いつだって新鮮な空気に包まれて暮らすことができるのです。

しかし、換気扇を回してさえいれば、換気できている訳ではありません。

計画通りに換気をするためには、『気密がとれている』ことが重要なんです

気密とは、家のすき間を塞いで、家内外の空気の出入りを無くすこと。

イメージしてください。

これから、コップの底のジュースをストローで飲みます

もしストローに穴が開いていたら、どんなに吸ってもジュースを口にすることはできません。

でも穴を塞げば、口にすることが出来るでしょ?

気も同じなんです。

家の中の空気を外に排出しようと換気扇を回しても、家のあちこちにすき間がある状態では、隙間から空気が抜けてしまいます。

これでは空気の流れをコントロールすることは出来ません。

空気の流れをつくるためには、ストローに穴が開いていない状態にする必要があります。

つまり計画した穴以外に空気の抜け道がない状態をつくる。

これがポイントになるんです。

望まないところにできたすき間をいかに少なくするか(気密性の高い家をつくる)が、正しい換気を行う鍵を握っている訳です。

こんな実験結果もあります。

第3種換気の建物の気密性能と自然給気口からの給気量を比較しています。

この実験では、C値が1.5㎠/㎡を上廻った時点で、換気口Aからの排気が始まったといいます。

つまり、この時点で計画換気が破綻したことになります。

換気システムが正しく機能する為の前提条件は、一定の気密性能を有していること。

そして、その気密性能はシステムごとに異なります。

一般的には、第3種の方が第1種よりもより高い気密性能を求められているようです。

前者のC値は0.6㎠/㎡、後者のC値は1.0㎠/㎡というところでしょうか。

弊社では、どちらも0.3㎠/㎡を下回るようにしています。

文中緑の部分およびイラストは、からだにいい家のつくり方/FPの家グループ工務店著/エクスナレッジ刊より一部を抜粋しました。

  

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