失敗談

もう暑いという言葉は使いません。

夏なんだから、暑いのは当たり前!

そう思っていたんですが・・・。

今日は失敗談を書きたいと思います。

築15年程の弊社OB宅の話です。

ダクト式第3種換気システムを採用しています。

15年も経過すると、そろそろ機械のメンテが必要になってきます。

先日も、換気システムのコントローラーが異常を知らせました。

早速メーカーに手配しましたが、既に製造中止の製品です。

でも、部品は残っていました。

良かった・・・。

部品があるうちに交換しておきましょう!

そう勧めて、部品交換をお願いしました。

でも、対応出来ないの一言・・・。

2階に脱衣室及び浴室のあるプランです。

換気システム本体は、脱衣室の天井に設置されています。

でも天井断熱なんですよね。

厚さ300mmのセルロースファイバー吹き込みです。

断熱材の中に埋もれているのかな?

おそるおそる天井点検口を開けて、天井裏を覗いてみました。

良かった・・・。

本体は断熱材の上に設置されています。

でも、周りにはボード状断熱材の箱が作られていました。

しかも、天井点検口の真上ではありません。

1m位離れたところに設置されているんです。

何故?

残念ながら、当時を知る人はもういません。

想像するしかありません。

もしかしたら、断熱・気密天井点検口が450角だからかもしれませんね。

真下にあっても、小さ過ぎてメンテナンスが行えません。

メーカーは、これを指摘しました。

真下に600角の点検口を設けてくれなければ、メンテ対応は出来ない!

えっ、今更そんな事を云われても・・・。

でも仕方ありません。

明らかに弊社の落ち度ですから。

点検口を設置する事にしました。

問題は、600角の点検口があるかどうかです。

良かった・・・。

調べてみると、すぐに見つかりました。

なんだ、あるじゃん!

早速工事です。

450mm角の点検口から天井裏に進入。

換気システム本体回りの断熱材を徹去しました。

こんな断熱材を大きなビニール袋×3袋に分けて保管しました。

本体の横にある断熱材と下にある断熱材を一旦外し、真下に点検口開口を設けました。

ここに断熱点検口を設置。

本体下の断熱材は取外しました。

そして横の断熱材は再び設置し、セルロースファイバーも、その周りに充填しました。

点検口設置完了!

わずか2時間の工事でした。

換気設備業者と大工、そして私の3人で工事に臨みました。

暑かった-。

天井裏の温度は、多分5~60℃位あったと思います。

30分毎に下階に降りて、水分補給&休憩を採りました。

気温30℃を超えた外気が涼しく感じた位です。

作業中、汗が滝のように流れます。

こんな季節に行う工事ではありません。

当時の設計・施工も失敗です。

そして、今日の是正工事も失敗でした。

もっと涼しい時期に行えば良かった・・・。

こんな失敗は、2度としたくありません。

 

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