下地を調整します。

凄い風でした。

気密性の悪いフロントサッシのせいなのか、シャッターのせいなのか?

事務所内には、風切り音が溢れていました。

もちろん、今は静かですよ。

でも現場に向かう途中で、現場に置かれた仮設トイレが倒れていたり、アコーディオン門扉が道路に大きくはみ出していたり・・・。

大きな木の枝が折れているのも見掛けました。

でも今のところ、OBからの連絡も特にありません。

良かった・・・。

では、現場の様子です。

『FPの家 H邸』

只今、クロス下地の調整中

まずは、プラスターボードのコーナー部分にコーナーテープを取付けます。

ベストコーナーテープ ヤヨイ化学

弊社では、こんなテープを使っています。

穴の明いたテープですが、折り曲げてしごくとL字状になります。

出隅への貼り付けが簡単なようですね。

説明書によれば、パテの付着力アップの為に表面にヘアラインを施してあるそうです。

貼り上がりは、こんな感じです。

ここにパテを塗り付け、平らにしごきます。

写真はプラスターボードの継ぎ手部分に塗りつけられた、パテの様子です。

上が天井、そして回縁を挟んで下が壁となります。

こちらは、天井ですね。

パテは、下地の不陸・プラスターボードの目地・傷・穴などを埋めて、下地の平滑化を図るものです。

その種類は見掛け上・主成分・用途などがあり、その分類は次の通りです。

①見掛け上

そのまま使えるペースト状・・・下地による付着力の差がありません。

既混錬製品の為、品質・性能が一定しているのも特徴です。


現場で水と混ぜる粉末状・・・持ち運び・保管が容易です。

硬化速度を特に早めた製品もあり、緊急工事に適応することが可能です。

②主成分

ペースト状パテの主成分は炭酸カルシウム

粉末状パテの主成分は石膏系と炭酸カルシウム系

③用途

仕上げ塗り用・・・樹脂分が多く、平滑に仕上がる。

表面の接着力向上を図る為に、下塗り用パテの上に使用します。

プラスターボードの色に合わせるのが一般的です。

樹脂分が多い為、乾燥時に痩せることがあり、深い穴や溝などには適しません。


下塗り用・・・深い穴や溝を埋める際に使います。

表面の粒子が粗く、乾燥による収縮が少ないのが特徴です。

双方を兼ねる両用パテもあります。


写真のパテは、どちらも下塗り用の粉末タイプです。

色も白っぽいですよね。

水と混ぜたものをヘラで塗り付け、平らにしごいた状態です。

溝や穴が深い場合は、これを何度かに分けて行います。

あんまり厚く塗ると、乾くのに時間が掛かります。

この後、乾いたらサンドペーパーでさらに平らにしごきます。

そして黄色いパテ(仕上げ塗り用パテ)で仕上げるんです。

この時期って、現場が粉っぽくなるんですよね。

天井からしごいたパテの粉末が降ってきたりして・・・。

気が付くと、頭や作業着が真っ白になっています。


そうそう弊社では、なんの変哲もない黄色い石膏ボードもしくは、耐水性の高い緑色の石膏ボードを採用しています。

でも、最近はピンク色のボードや薄い青色のボードも見掛けます。

これらはホルムアルデヒドの吸収・分解や吸放湿を謳った製品です。

前者にはあまり興味がありません。

だって最初から放散の少ない建材を使えばいいし、換気システムが本来の働きをしていれば問題ないでしょ?

でも、後者には興味あるんですよね。

湿度調整の出来る石膏ボードって、いいですよね。

ある程度の効果が期待出来そうです。

弊社は紙クロスが標準です。

ビニールと違って水蒸気を透過しやすいクロスですから、調湿可能な石膏ボードは有効かも?

これに合わせた色のパテも用意しているのかな?

今度、メーカーに聞いてみようと思います。

 

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