室内空気環境の測定を行います。

またしても台風が近づいています。

勘弁して欲しいなぁー・・・。

『FPの家 H邸』

スロープがきれいに終わっています。

濡れた時に滑るのが怖いので、100角タイルを採用しました。

目地が細かく入る分、大判タイルよりも滑りにくいんです。

念の為、滑り止めの付いたタイルを採用しました。

 

今日は朝から、現場見学会後の再クリーニングを行ないました。

弊社の場合、見学会後にもう一度クリーニングを行います。

工事完了後同様に木部用のソープと樹脂部用のクリーナーを支給し、同じ要領でクリーニングを行うんです。

一般的に使われている合成洗剤や石油由来のワックスを使うことは禁止しています。

わざわざ自然素材を使っても、これらを使ったら意味がありません。

クリーニング後に臭いが残っても困りますよね・・・。

気密性の高い家ですから、必要以上に気を遣っている積りです。


確認審査機関による完了検査も、無事完了しました。

いつも通りに、確認申請図書と現場に相違がないかを確認してもらいます。

間取りはもちろんですが、細かい部分までチェックをしてもらいます。

和室天井に設置された火災報知器。

洋室天井に設置された火災報知器。

換気システムの給・排気口の確認や、防火設備の確認も行います。

今回はホームエレベーターを設置しているので、こちらの検査もしてもらいました。

ホームエレベーターの施工を頼んだ工事業者が立ち合いをしてくれます。

チェックシートの受け渡しから始めます。

色々な点を確認するので、予め呼び出しボタンが外されていました。

まずは、製品名・品番の確認や室内各部分の寸法を確認からスタート。

続いて籠を上げ、ピットからの寸法等の確認を行いました。

次は2階に上がり、籠上部の寸法を確認します。

電圧の確認等も、ここで行いました。

停電時に籠が下階まで下りるかどうかの確認も行います。

この時に、担当者に聞いてみました。

「バッテリーって、どの位もつんですか?」

「2年位ですね、定期メンテナンスの際に交換します。」

「いえ、違います。充電された電力で、何回位昇降出来るんですか?」

「あー、そっちですか。1回下りたらオシマイです。」

ついでに聞いてみました。

「IP電話をエレベーターに接続しても停電時動かないんでしょ?」

「ハイそうです。」

「別途部品を接続すれば、充電した電力で使えるんじゃないの?」

「IP電話は無理ですね・・・。」

やっぱり、IP電話は無理なんだ・・・。

そうこうしている間に検査が進められています。

検査員が籠の中に入り、下階に降りる途中で分電盤のブレーカーを強制的にOFF。

しばらくすると、1階に籠が下りてきて扉が開きました。

良かった・・・。

問題ないそうです。

エレベーターも含めて、検査合格しました。


そして夕方・・・。

室内空気環境の測定を行いました。

いわゆる『VOC測定』です。

弊社では、㈱オーピスの測定バッジを使います。

ホルムアルデヒド用のバッジと、トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン・パラジクロロベンゼン用のバッジです。

こんな形状をしています。

赤い方が前者、そして後者が緑色をしています。

測定方法も簡単だし、費用もたいして掛かりません。

精度も高いようですよ。

日本・アメリカの両国で特許を取得しているそうです。

また国土交通省の『室内空気環境に関する実態調査』に、平成12年より5年連続で採用されているらしい・・・。

その他、多くの機関にも認められています。

ちなみに弊社では、平成16年以降の現場全てで測定をしています。

かれこれ15年かぁー・・・。

そんな測定バッジを使った測定方法は以下の通りです。

測定バッジは35℃以下の常温で保存しなければなりません。

①測定バッジの袋を開封すれば、測定は始まってしまいます。

開封したら速やかに設置しなければなりません。

②バッジ側面のフィルター部分から化学物質を吸着しますから、設置の際にはフィルターを塞がないようにします。

設置場所は部屋の中央付近です。

床から1.2~1.5mの高さ(息をする高さ)がちょうどいいそうです。

今回は1階リビングに設置しました。

設置高さは1.2m、脚立の上部に取り付けてあります。

③測定時間は8時間以上40時間以内です。

これ以下でも、これ以上でも分析することが出来ません。

24時間以上が基本となりますが、それ以下の場合には14~15時が測定時間の中央になるように、開始時間・終了時間を設定する必要があります。

今回の開始時間は17時14分でした。

明日の17時13分が終了時間の予定となります。

④測定終了と共に、バッジをすぐに袋に入れファスナーを閉めなければなりません。

設置場所の近くに袋を置いておきます。

⑤測定中の立入は厳禁です。

戸締まりをしっかりと行い、工事キーも一旦回収します。

これで、誰も立ち入ることが出来ません。

念のため、玄関ドアに『立入禁止札』を貼って作業終了です。

⑥測定が終わったら、分析機関に郵送します。

後は分析結果を待つのみです。

たぶん大丈夫だと思います。

厚労省の指針値を上回ることはありません。

でも、より小さい値を期待しちゃうんですよね。

結果が出るまでドキドキです。

 

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