思い込み

クリスマスが終わりました。

今年も、あと3日・・・。

頑張らないと、終わりません。


昨日の話です。

サンタさんがプレゼントをくれたそうです。

娘が嬉々として報告に来ました。

私も、ダンボールで作る小さなお家のキットをプレゼントしました。

白くって、お絵かきしたり、シール貼ったりして楽しめます。

貰い物なんですけど・・・。

黙って作るのを見ていました。

一生懸命作っています。

でも、いくつかの間違いを犯していました。

当然、完成図のようには出来ていません。

出来た物を直しながら、娘に聞いてみました。

絵では上手く伝わらなかったようですね。

勝手な思い込みもあったようです。

オモチャの家だから良かったものの、実際の家であれば許されません。

例えば、こんな施工が未だにあるそうです。

話になりません。

断熱材は連続しなければなりません。

断熱欠損なんて許されません。

防湿フィルムを柱・間柱に掛けていない施工です。

これも時々見掛ける施工です。

防湿フィルムも断熱材同様に連続しなければなりません。

スッポリと家全体を隙間なく包む必要があるんです。

どれも、繊維系断熱材の間違った施工例です。

「断熱材なんて、入ってれば同じだろ!」

違うんですよね。

施工の良し悪しで、性能が異なるんです。

同じ100mmの断熱材を使っても、その施工によって性能は大きく違います。

100mmの積りが、46mmになっていたらショックですよね。

でも、意外に多くの施工者はしらないんです・・・。

寒いだけではありません、建物の耐久性に影響を与えることだってあります。

そう、壁内結露による腐朽菌の繁殖です。

ここでは書きません、心配な方は『壁内結露』をぐぐってみてください。


こんな施工をしている人が、こんな台詞を吐いたりします。

「この道⚫️⚫️年のベテランだ!」

「俺に任せておけば大丈夫!」

デカい口叩く前に、ちゃんとマニュアル読んで欲しいですよね。

以前とは違い、今はメーカ側できちんとした物を用意しています。

でも、断熱材には同封されていません。

入れた方が良いと思います。

でも、かなりの頁になるんですよね。

「入れたって、読む訳ないじゃん!」

メーカー担当者から言われそうです。

以前に国交省が主催する断熱施工研修に参加した際に、隣に座っていた断熱材メーカーの方もつぶやいていました。

「あんな面倒な施工、やっているのを見たことないよ。」

(それをやらせるのが、アンタ達だろ・・・。)

聞いていて呆れました。

休憩の際に講師の先生にも、質問していました。

「このような施工、現場で行われていると思いますか?」

「そう願います。」

「でも、実際は少ないと思いますよ。」

マニュアル通りに施工できないような製品は、どうかと思います。

現場の方に聞けば、こんな答えが返ってきそうです。

「そんな手間、貰ってないよ・・・。」

でも、最近はまともな施工が増えているようです。

はずれを引く可能性って、どの位あるのかな?

注文建築であれば、施工途中を確認することで施工ミスを防ぐことが可能です。

でも建売であれば、施工ミスがないことを信じるしかありません。

思い込みの恐ろしさを痛感した一瞬でした。

 

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