地獄の沙汰も金次第・・・

雨が降ったり止んだり・・・。

今日の練馬・板橋の天気は安定しません。(その後、晴れてしまいました。)

でも、解体中の現場にはちょうどいいかも?

ホースで散水しなくても、埃が舞うこともありません。(風が強くて、困っています。時間経過って怖いですね・・・。)

その分、解体工事に人数を割くことが出来ます。

結局、手壊しにしたようです。

火・水曜日の2日間で、思ったよりも壊れています。

あと少しで、2階部分が無くなりそうな勢いです。

今日中には、2階は無くなるかも?

上階のゴミを投げ落とすため、下階の一部はこんな感じです。

ひと声掛けなければ、怖くて近寄ることも出来ません。

でも、それ以外の場所は案外きれいなんです。

現場の進捗を確認してから、近隣を歩いて回りました。

目的は駐車場探しです。

敷地内に駐車スペースはありません。

前面道路に車を停める訳にもいかないし・・・。

当然、駐車場を用意します。

せめて3台分は確保しないと・・・。

でも、中々見つかりません。

ようやく月極駐車場を発見し、その場から電話。

でも、大抵は「満車です。」という素っ気ない返事が返って来ます。

中には「短期貸しは行っていません。」とか「現場車両用には貸しません。」なんて返事もあるんです。

「来月更新があるから、その頃に電話して。」なんて言われると感謝すらしちゃいます。

でも、期待しない方が良いかも?

現場から歩いて5~10分位の距離で探しましたが、もう少し離れた所も探す必要がありそうです。

弊社ではいつも、基礎工事から完成までの間(4か月~5か月)、3台借りるようにしています。

そして足りない分はコインパークを利用します。

1台当たりの賃料は2~3万円ですから、5か月としてMAX45万円+手数料+コインパーク代が必要です。

この他に、道路使用許可申請や道路の規制解除申請にも費用が掛かります。

それに付随して、ガードマン費用だって掛かるし・・・。

基礎工事にだって、余計な費用が掛かります。

大型車両が通れない為、運搬費も嵩みます。

積み上げていけば、これらの費用ってかなり高くなるんです。

こうした費用を、一般的には諸費用と言います。

所謂『坪いくら』には入りません。

しかも、建物の規模が小さくなればなるほど、割高に感じるんですよね。

東京の狭小地で注文住宅を建てようとすれば、どうしても割高になってしまいます。

これってある程度、仕方ない事なんです。

『地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)』という言葉があります。

地獄に堕ちて受ける閻魔(えんま)様の裁きでさえ金次第なんだから、世の中のことはすべてお金で解決できる。

あるいは、どんなことでも金さえあればどうにでもなるという意味になります。

『狭小地や狭隘道路の現場も金次第』なんて言葉はありませんが、これって的を射てる気がします。

確かに、お金を掛ければ全てが解決するかも知れません。

でも、無尽蔵にお金を掛けられる訳でもありません。

限られた予算の中で、遣り繰りする事が肝心だと思います。

そういう意味で、地域に密着した工務店は勘所がわかると思います。

その証拠に、こうした現場でハウスメーカーやビッグビルダーに負ける事はありません。

ムダを省き、最低限の投資でスムーズな現場運用を図る。

そして近隣へのご迷惑を最小限に抑える。

これって、地域性を理解していないと難しいのでは?

とはいいつつ、駐車場探しには毎回苦労するんですよね・・・。

 

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posted by Asset Red 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

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