熱橋対策

今日は日曜日、現場はお休みです。

少しだけ、現場の様子をご紹介したいと思います。

普段何気なく行っている施工ですが、もちろん意味があっての事なんです。

例えばこの写真です。

1階柱に取り付けられた柱脚金物と、土台と基礎を緊結しているアンカーボルトを撮ってみました。

至るところにアルミテープが貼られています。

これ、気密処理なんです。

最近流行の基礎断熱ではなく、床断熱を標準としている弊社の場合、断熱境界は床となります。

そのため、床合板の接合部や壁や金物等との取合い部には必ずこの処理を行います。

そして、こんな施工も行うんです。

柱脚金物にウレタンフォームを吹付け、金物が見えないようにします。

あっ、隙間から金物が見えますね

あとで、吹き増ししないと・・・。

これも、弊社の標準施工です。

床断熱の場合、床下は外気扱いとなります。

冬季であれば、断熱材を隔てて床下に冷たい空気がある訳です。

アンカーボルトはコンクリートに埋まっていますから、コンクリートが冷たくなれば、同じように冷たくなります。

また柱脚金物もアンカーボルトに触れていますから、同じように冷たくなります。

室内の空気が暖かくなれば、当然結露しますよね

でも壁の中ですから、拭く事が出来ません。

と言うより、結露している事すら気がつかないでしょう・・・。

まずい事態だと思いませんか

でも、大丈夫

金物の回りに断熱処理を行えば、冷たくなった金物と暖かい室内空気が触れることはありません。

これを『熱橋処理』と言います。

熱橋、そう英語で言えばヒートブリッジです。

こっちの方が有名かな

寒い床下と暖かい壁内を繋ぐ『熱の架け橋』という訳。

恐怖の架け橋と言った方がピンと来るかな

行うのが当たり前の施工なのに、やっていない現場を良く見掛けます。

なんでなんだろう

 

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