通風と窓

コロナ禍の真っ最中。

そして、いよいよ夏本番を迎えようとしています。

今回も窓開け換気に関する事を書いてみようと思います。

設計時に配慮する点です。

『涼しさ』が得られる通風環境は、室温が27℃~30℃くらいなんだそうです。

直接身体に風を感じる事で、体感温度が下がります。

窓の面積よりも開口方向や高さが重要となります。

建物周辺の『夏の主風向』に合わせて、風が室内を通り抜けるように窓を配置します。

この時、風が室内を通り抜ける道筋をイメージする事が重要となります。

窓の開き方・風向・窓位置・周囲の状況に応じて、室内に入る風の速度や風量が変わるんです。

下図は、窓周りの気流特性のイメージとなります。

窓に対して正面の風と壁面の風の、室内への入り具合を数値で示しています。

気流感を得たいのであれば、居住域に風が流れることが期待される『竪滑り出し窓』や『引違い窓』がふさわしいと言えます。

人に直接風が当たらないようにしたければ、『内倒し窓』や『横滑り出し窓』を使う事で上向きの風を得る事が出来ます。

開口面積を小さくする事で、風量の低減も可能です。

竪滑り出し窓は、風上が窓の吊元側だと風を呼び込みにくくなります。

室内で気流感を得たいのであれば、住宅周辺の主風向を考えながら開閉方向を考えなければなりません。

既にお住まいであれば、実際に試してみる事をお勧めします。

風の入口と出口をイメージする事が重要です。

強い風が吹くと、室内ドアが勢いよく開いたり閉まったりする事があります。

壁にドアハンドルが当たって、穴が明くこともあるようです。

ドア枠が壊れたり、丁番が曲がったなんて相談を受けた事もあります。

ご注意ください。

 

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