やっと国交省も動き出したようです。

昨日は、休日を利用してセミナーを受講して来ました。

講師のオストコーポレーション北関東/吉田氏には、いつも貴重なお話を聞かせて戴きます。

3時間半と、いつもより短い時間でしたが、ヒントがアチコチに散りばめられていて、気が抜けないんですよね。

昨日も、こんな情報を教えて戴きました。

国交省が、いよいよ『燃費表示』に動き出すようなんです。

 

以下、国交省のHPからの抜粋です。

設置趣旨
パリ協定のCO2削減目標を達成するには、消費者の省エネ性能に対する関心を高めていくことが必要不可欠である。

このため、住まい探しにおいて大半の消費者がアクセスする住宅情報提供サイト等において、省エネ性能を実費換算した「光熱費換算値」表示の導入を検討することを目的として、「住宅の省エネ性能の光熱費表示検討委員会」を設置する。

同委員会では共同住宅・分譲戸建て住宅・賃貸住宅の新築を対象として、『光熱費換算値』については建築物省エネ法に基づく設計一次エネルギー消費量と、電気・ガス・灯油の二次設計エネルギー消費量にそれぞれの統一の料金単価を乗じた値から算出する方向で検討が進められているそうです。

また省エネ基準に準拠して、国立研究開発法人建築研究所が公開しているWEBプログラムを改修し、現状の省エネ計算のフローの中で自動的に『光熱費換算値』が生成されるようにする案も提示されています。

消費者が良し悪しを判断しづらい点などから、☆マークの併記についても議論されているようです。

【座 長】
田辺 新一 早稲田大学創造理工学部建築学科教授

【委 員】
秋元 孝之 芝浦工業大学建築学部建築学科教授
池本 洋一 リクルート住まいカンパニー SUUMO編集長
斎藤 卓三 ベターリビング住宅・建築評価センター認定・評価部長
鈴木 大隆 北海道立総合研究機構理事
堀江 隆一 CSRデザイン環境投資顧問 代表取締役社長
三浦 尚志 建築研究所環境研究G主任研究員

凄いメンバーですよね。

しかも、リクルート住まいんカンパニーの池本氏が委員に名前を連ねています。

どうやら、SUUMOでも燃費表示を考えているようですね。

これにより、ようやく建物の性能も重要な判断基準である事を周知する事が出来ます。

従来の坪単価表示に加えて『一定条件下の年間光熱費を表示する』訳ですから、安くても光熱費がかかる家だったり、高くても光熱費で元が採れる家だったり・・・。

比較する事が出来ます。

しかも、言ったもの勝ちではありません。

きちんとした基準に基づいた値ですから、信頼に足ります。

まだまだ表示義務には至りませんが、こうした制度が始まれば、表示できない家は残る事が出来なくなると思います。

ようやく、国交省が動いてくれました。

早く実現して欲しいなぁー。

夏涼しいとか、冬暖かい家は沢山あります。

じゃー、光熱費はいくらぐらいなの

って思う方って、たくさんいると思うんですよ。

この家とあの家、どっちが夏涼しくて冬暖かいの

なんて方もいるでしょ

燃費表示があれば、すぐにわかります。

でも、まだまだ問題点があります。

これって、あくまでも机上のシュミレーション値です。

設計通りの施工が出来ている前提なんです。

隙間が多かったり、断熱施工が雑であれば、光熱費は全く異なってきます。

でも、まずは燃費表示が重要です。

「あれ言うほど燃費良くないじゃん

となれば、そこから改善が始まるからです。

今後に期待したいと思います。

国交省のアドレスを貼っておきます。

詳しく知りたい方は、以下をご確認ください。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000176.html

 

https://www.assetfor.co.jp 

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