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いまにも雨が降って来そうです。
お願い！止めて～。
練馬区平和台1丁目に建つ『ＦＰの家 Ｈ邸』では、左官工事を行っています。
いつも感じるんですが、いつもお願いしている左官屋さん達ってとても楽しそうに仕事をしているんです。
女の子も含めて6人くらいのチームなんですが、とにかくワイワイガヤガヤ威勢がいいんです。
声を掛け合って、効率良く作業を進めています。
今日は先週行った外壁のモルタル中塗りが十分乾いたので、仕上げ塗りを行いました。
ベースモルタルＢを、今回も使います。
練機を使ってモルタルを練る人が1人。
練ったモルタルをウインチを使って足場の上まで揚げると、足場の上を運ぶ人が1人います。
バケツに入ったモルタルを受け取り、鏝で塗り付けていく人は3人もいます。
そして、アリスネットを伏込む人が1人。
これで、合計6人です。
アリスネットの正式名称は、アリスグラスファイバーネット。
写真のような外観をしています。
特殊耐アルカリ性ガラス繊維ネット（幅1m×長さ50mの巻物）なんです。
ガラス繊維自体が耐アルカリ物質である『ジルコニア』を17％含有していて、モルタル中の強アルカリでも長期に渡り浸食されることはありません。
ジルコニアと言えば、キュービック・ジルコニアを思い出します。
そう、偽ダイヤです。
偽ダイヤで出来たネットを外壁前面に塗り込むんです。
なんか、贅沢な気分になりますよね・・・。
これを表層に伏せ込むことにより、強度を高め、クラックの発生を長期的に大幅に減少させます。
しばらく作業を見ていましたが、ガーゼのような布をモルタルに被せています。
そして鏝を当て、擦るように伏込んでいきます。
押さえる度にアリスネットが見えなくなるんです。
あっと言う間に、仕上がっていきました。
窓の4隅には、さらに増し張りを行い補強します。
その時に使うのがパックマンです。
名は体を表す。正にパックマンでしょ？
欠き込み部分を窓の角に合わせて張ります。
これを行う事で、ラス網による窓周りの補強を省略できるようになりました。
以前は、アリスネットを小さい4角形に切って斜めに張っていました。
今は、これを使っています。
端材を利用しているらしいですよ。
左官屋さんのオリジナル部材らしい・・・。
左官工事は、明日まで続きます。
そして、養生後にスイス漆喰を塗ります。
天気はなんとか持ちそうですね。
良かった・・・。
中では、紙クロスの施工が続いています。
あと少しで終わりそう。
でも、この後のしっくい塗りが時間掛かるんです。
こっちはルナしっくいです。
中もしっくい、外もしっくい凄いでしょ？
中のしっくいと外のしっくい、どっちが早いかな？
posted by Asset Red
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