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今回は、弊社も採用する『木製玄関ドア』の塗装に関する情報を共有したいと思います。
以下、ユダ木工株式会社の木材を知るコラム vol.4からの抜粋となります。
かつての木製玄関ドアの 半端に強固な塗装（ウレタン塗装） は、職人が工場で3～4週間もかけて、大掛かりな再塗装を行う必要がありました。
▲ウレタン塗装木製玄関ドア。工場に持ち帰って再塗装を行う。
新しく登場した 含浸型自然塗料 は、表面に強固な膜を作ろうとする塗料とは大きく異なります。
重ね塗りが可能な植物油ベースの塗料は、自分の手にハンドクリームを塗ってお手入れするように、暮らしの中でメンテナンスを続けていくものです。
▲透明の塗料を数年に1回程度、薄くすり込むように塗布します。
経年劣化した表面を研磨して再塗装する場合も、現場で、半日もあれば完了します。
「工場で3～4週間もかけて行う」必要はありません。
このあと築16年の住まい手の協力を得て、木製玄関ドアの再塗装実例をご紹介しています。
ご興味のある方は、以下の頁をご確認ください。
ユダ木工 – コラム『木は美しくよみがえる。16年前の木製玄関ドアを再塗装。』
https://www.yudawood.com/2020/08/08/5732/
じつは我が家の玄関ドアも木製です。
2年程度に1回、メンテナンスを行います。
と言っても、クリーナーで汚れを拭き取る程度です。
9年目の今夏、初めて大々的に再塗装を行いました。
経年劣化（？）した表面をクリーナーで拭き取り、自然塗料を再塗装。
所要時間は2時間程度でした。
見違えるようになりましたよ。
以前ご近所の方より木製玄関ドアのメンテナンスを依頼された事がありました。
結局、金額を提示しただけで終わりました。
その理由は、金額です。
予算を大幅に超えていたらしい・・・。
でもウレタン塗料の撤去って、思いの外手間が掛かるんですよね。
そのまま、上塗りする訳にもいきません。
こんな事があると、思います。
自然塗料で塗っていれば良かったのに・・・。
『メンテナンスフリー』を高々と謳う製品はたくさんあります。
でも、結果長持ちしない製品も多いんです。
高い初期投資をしたにも関わらず・・・。
でも弊社では、定期的なメンテナンスを前提にした製品をお勧めします。
まめなメンテをした方が、はるかに長持ちすると思います。
しかも『経年美化（！）』を楽しむことが出来ます。
人も住まいも歳を重ねるごとに、色々な所がくたびれてきます。
それって顔にも出るんです。
味のある老け顔もあれば、くたびれただけの老け顔もあります。
ハリのある生活は、味のある老け顔をつくってくれそうでしょ？
posted by Asset Red
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