合板の基礎知識②

弊社では無垢フローリングや無垢の建具&枠をお勧めしています。

シート貼り建材や合板フロアーはお勧めしません。

でも合板を否定している訳ではありませんし、下地や構造部材としては有効活用を図っているんです。

数回に分けて合板の基礎知識をご紹介していますが、2回目の今日は構造用合板の話です。

そもそも構造用合板とは、建築物の構造上重要な部位に使用する合板を言います。

板面の品質は9つに分類され、アルファベット2文字(A~D)の記号によって、表板・裏板の板面品質を表します。

また、規定される強度試験の種類によって1級・2級があります。

1級には等級を表板・裏板の品質(大文字)で表すもの(表1)と、板面の品質によらず担保する曲げヤング係数と曲げ強さを記号EとFで表示するもの(表2)があり、さらに接着剤の耐久性による特類と1類の種別があります。

JASの基準に適合した構造用合板には、図2に示すマークが印刷されているのでご確認ください。

続く・・・。

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