下葺き材

1月16日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋は暖かい1日となりました。

思わず、お日様に感謝したくなります・・・。

練馬区富士見台1丁目に建つ『FPの家 N邸』では、屋根の下葺き材施工を行いました。

下葺き材の施工を行う前に、まず行うのが軒先見切の取付です。

弊社の場合は、ガルバ鋼板製の軒先キャップを野地合板の先端に取り付けます。

でも今回はいつもと違い、通気の出来る軒先見切を採用しました。

日本住環境の『REV-15』という製品です。
厚さ0.35mmのガルバリウム鋼板とポリプロピレンで構成されているとの事。
長さ1.82m当たり、142㎠ の通気量が確保できるそうです。
キャップ形状で屋根の小口をしっかりガードするので、野地合板先端を雨水から保護出来ます。
軒先通気を行いつつ、破風・鼻隠しをスリムに納める事が可能です。
カタログには野地板に留付けするだけの簡単施工と書いてありましたが、長さを詰めたりコーナー部の留め加工は、それなりに手間取りました。
切起開口+ハニカム形状で防水性がアップしています。

実際に取り付けた状態を撮ってみました。

ちなみに色は黒しかありません。

今回は『軒ゼロ』なので、イラストのように納めることにしました。

軒先・けらば先に取り付ける水切の尾垂部分を従来よりも大きくする必要があります。

新築用の板金ではなく、リフォーム用の部材を利用するとの事。

外壁の透湿防水シートの施工にも、色々と注意が必要そうですね。

通気見切の取付に時間が掛かりましたが、下葺き材の施工はあっと言う間に終わりました。

シンプルな切妻屋根ですからね。

一般的に、下葺き材にはアスファルトルーフィング類を使います。

でも弊社では、これらは使いません。

毎度お馴染みの透湿ルーフィングを使うんです。

ウルトジャパンのウートップサ-モNDプラス2SKという製品です。

3層構造になっていて、シート自身が釘穴を塞ぎ漏水を防ぐことが出来ます。

また水の侵入は防ぎますが、湿気を透過するので小屋裏や野地板の結露やカビの発生を防止する事もできます。

接着剤付きなので、シールテープ施工が要りません。

慣れると、意外と簡単です。

でも軽いとはいえ、巾が1.5mもあって少し扱いづらいんですよね・・・。

ジョイント部分には、専用のテープを貼ります。

ユラソール サーモHTという製品を使います。

-40℃~+120℃の環境で使う事が出来るテープなので、屋根に使うにはピッタリだと思います。

 

無事、下葺き材の施工が終わりました。

一見すると、ツルツルしていて滑りそうなんですよね。

でも、載ってみるとわかります。

全然滑りません。

これなら、安心して屋根葺き作業を行うことが出来ます。

雨に降られる前に葺くことが出来て良かった・・・。

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posted by Asset Red 

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電話:03-3550-1311 

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