板橋区蓮根 I邸の建て方

今日は水曜日、アセットフォーの定休日です。

昨日・今日2連休なんです。

でも昨日は出勤して、建て方を行いました。

そして、午後から『FPの家/南関東地区役員会』にZOOM参加しました。

身体も頭も使い、くたくたです。

昨夜の麦酒、おいしかったぁー

では、板橋区蓮根1丁目に建つ『FPの家 I邸』の建て方の様子をご報告したいと思います。

昨日の拙ブログでお知らせしたように、今回の建て方では重機を使いませんでした。

ガータークレーンを併用した『手揚げ』で対応したんです。

弊社では、半分くらいの現場でコレを使っています。

重機を据え付けることが出来ない狭小地では、非常に心強いガータークレーンですが弱点もあります。

でも、この話は後日書きたいと思います。

お楽しみに・・・。

では早速、建て方の様子を書きたいと思います。

始めに行うのが、1階の柱材を立てる事。

足元には、間配りされた梁があります。

とっても、歩きにくいんです。

ちなみに間配りとは、トラックなどで運搬されてきた材料をそれぞれの使用場所に運ぶことを言います。 

今回は、昨日配送された時点で土台の上もしくは、足場に設けたステージに載せてある為、ここから使用場所に運ぶことになります。

柱1本づつに書かれた番付と、土台に書かれた番付を合わせるように立てていきます。

写真は土台に書かれた番付です。

同様に梁であれば、梁に書かれた番付を見て使用する場所に運びます。

柱の上下および表裏は、番付を見ればわかります。

番付が逆さまにならないようにして、番付が道路から見てくるように立てるんです。

写真の柱には、『1階 と3』と書かれています。よく見ると、土台にも『と3』と書かれているでしょ

柱と土台の番付を合わせるように立てればいいんです。

ちなみに番付とは、座標のようなモノ。

弊社では、X軸をい・ろ・はで左から示し、Y軸を1・2・3で手前から示します。

一番手前の左側の柱であれば『い-1』となり、その3.0尺隣の柱であれば『ろー1』となります。

また『いー1』の3.0尺奥の柱は、『いー2』となります。

イマドキ、『い・ろ・は』はないですよね

何故か、昔から『あ・い・う』ではなくて『い・ろ・は』なんです。

3.0尺ではなく、1.5尺や2.0尺のように中途半端にずれている場合は、『又』を使います。

『い』と『ろ』の間であれば『い又』、『1』と『2』の間であれば『1又』となります。

柱を立て終わったら、梁を載せていきます。

いよいよガータークレーンの出番到来

でも、意外と使わないんです。

小さい梁成のものなら、大抵肩に担いで持ち上げます。

何故

若いからなんでしょうね

羨ましい・・・。

クレーンを使っても、力は使います。

見てるだけで、くたびれます。

2階床梁が組み終わりました。

構造金物を締め付けている間に、柱の建て入れを検査します。

検査と言っても、それほど大袈裟な事をする訳でもないんです。

柱に防風下げ振りを縛り付けます。

風の影響を受けにくい下げ振りです。

下げ振りの先端が十文字の交点にあれば、柱が真っすぐに立っていることを示します。

交点から外れていれば、真っすぐに直さなければなりません。

そんな時は、写真のように『屋起こし』をします。

1階であれば、梁と基礎や土台に斜め材を掛け渡します。

真ん中のレバーを回すと、棒が延びるので、柱を倒す事が出来ます。

防風下げ振りを見ながら、真っすぐになるように屋起こしをする。

これをX軸・Y軸全ての通りで行えば完了です。

構造金物の取付&建て入れ検査が終わったら、床合板を敷き込みます。

足元はスカスカだから落ちたら最後です。

厚さ28mmの合板は、重いし・・・。

一番、危険な作業かもしれません。

私は、合板の山から1枚1枚押し出して、手渡す役をするようにしています。

安全ですから・・・。

合板を敷き詰め、釘留めを行ったら、柱&梁を立てたり配ったりします。

この段階になれば、安全です。

梁をガンガン揚げて、組んでいきます。

2階の梁は、全て手で揚げます。

足場にガーターレールを取付けるため、2階の梁は吊るせません。

全ての小屋梁を組んだら、1階同様に建て入れ検査を行います。

最後に棟木を載せて、建て方完了です。

祝上棟

おめでとうございます。

ZOOM会議に参加する為に現場を離れましたが、この後メッシュシート&イメージシートを張っている筈。

毎度お馴染みのシートですが、後日アップする積りです。

そうそう、ここでは従来通りの構造材が使われています。

例えば、国産杉の集成柱。

そして国産杉と米松を貼り合わせたHB集成梁。

米松のKD材も使われています。

今、話題のドライ・ビームです。

全て中国木材製品です。

ウッド・ショックの影響で、生産を中止することになりました。

しばらくは見ることがないんでしょうね・・・。

弊社もこの機会に、国産材へのシフトを考えています。

そうそう、隣では、道路を封鎖して建て方が行われていました。

こっちは手で揚げているのに・・・。

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posted by Hoppy Red  

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