板橋区蓮根 I邸の防水シート

6月17日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は曇り時々雨。

梅雨です・・・。

それでも雨の合間を縫って、現場は進めなければなりません。

板橋区蓮根1丁目の外部は、こんな感じです。

透湿防水シートの施工は、無事終わりました。

前現場で採用した『ウェザーメイトプラス』を、今回も採用しています。

しかも、3.0m物と1.5m物を併用しています。

1階部分・2階部分は、それぞれ3.0m物を使います。

そして妻壁部分は1.5m物を使います。

こうすれば、上下の継手は2箇所しかありません。

1巻30.0mですから、左右の継手もありません。

継手がなければシートのロスも少なくなるし、漏水の危険性も減ります。

でも、狭小現場だと施工が面倒なんです・・・。

その特徴は次の通りです。

①防風性・気密性が一般的な透湿防水シートの1.5倍です。

②高いレベルで水の浸透を抑え、構造躯体の劣化を防ぎます。

③冬場は躯体内の湿気を外に逃がし、夏場は外部からの湿気侵入を抑制します。

④耐久性が高く、引き裂き強度は一般的な透湿防水シートのほぼ3倍です。

⑤耐紫外線劣化は国内品の2倍、防蟻薬剤による劣化もありません。

また下地が透けるため、後ろの構造材の位置がわかります。

もちろんタッカー針ではなく、『スティンガーキャップ』を使って留めていますから、暴風によるシートの剥がれやタッカー穴からの漏水を防ぐことが出来ます。

キャップを使っていなかった頃は、シートを留めるタッカー針の留め方に注意していました。

タッカー針は、原則『縦』に留めてはいけません。

シートに力が加わった際にシート自体が割ける心配があるそうです。

ですから、一般的には『横』に留める事が多いと思います。

でも水滴はタッカーで滞留し、タッカー穴から水が侵入する事になります。

そこで弊社では、斜めに留め付けるようにしました。

斜めであれば、滞留は少なくなります。

そして穴からの浸水も少なくなります。

でもキャップで留めれば、この心配は激減します。

ちなみに弊社では、職人さんにコンプレッサータイプのキャップステープラー&スティンガーステープルパックを支給しています。

以前は手打ちタイプを支給しましたが、施工性が悪く不評でした。

タッカー針とハンマーキャップが同時に打設出来るという説明でしたが、実際にやってみると意外と空振りが多いんです。

タッカー針だけ留まってしまい、キャップは下に落ちてしまう。

キャップの真ん中にタッカーが留まらない。

機械が大きくて扱いにくい、等々・・・。

キャップを使う必要性を理解出来ても、施工性が悪ければ使用してくれません。

機械の価格が高いのがネックですが、コンプレッサータイプにする事で施工性は格段に良くなりました。

『外壁防水シートは、タッカー針ではなくキャップで留める』

この考え方が一般的になると良いんですが・・・。

ちなみにアメリカでは、キャップで留めない場合にはタッカー針の上に防水テープを貼らなければならないそうです。

やってみるとわかりますが、全てのタッカー針にテープを貼るのって非常に面倒です。

コストも、それなりに掛かります。

樹脂サッシの取付も終わりました。

サッシ下の防水シートも取付済み。

中から見ると、こんな感じです。

今回も、トリプルガラス仕様の防火樹脂サッシを採用しています。

もちろん、アルゴンガス入りです。

でも、アルミスペーサーなんですよね・・・。

残念

日差しの当たる窓は全て日射取得型ガラスにしたいところなんですが、生憎日射遮蔽タイプの設定しかありません。

重ねて、残念!!

防火ガラスって、残念なことが多いんです。

でも日射が期待できる立地ではないので、トリプルガラスにした方が燃費は良くなります。

玄関ドアも木製です。

今回はチークタイプにしました。

良い色でしょ

当然定期的なメンテナンスは必要になります。

でも、ご自分で出来るし、たいした手間も掛かりません。

断熱・気密性だけでなく、防犯性が高いのも嬉しいポイントです。

これで雨が降っても大丈夫

この後は、気密施工&熱橋処理を行います。

早く梅雨明けないかなぁー。

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