配線スペース

6月25日のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は、曇り時々雨。

時折、強い雨が降っり止んだり・・・。

梅雨だから仕方ないですよね。

板橋区蓮根1丁目に建つ『FPの家 y邸』では、引き続き室内の細かい作業が続けられています。

外壁の室内側に設けた下地補強材の写真です。

壁の断面図を挙げてみました。

①が従来の壁断面となります。

柱間に厚さ105mmのFPパネルを充填し、外側に耐力面材、内側に石膏ボードを直張りします。

室内壁に什器等を留付ける場合には、②の納まりを採用していました。

FPパネルに下地合板を張り、その上に石膏ボードを重ね張りします。

昔は、構造用合板を石膏ボードの代わりに張っていました。

でも防耐火上、この納まりは認められません。

「壁をふかす」と言いますが、壁一面に行わないと段違いになっています。

意外と手間暇かかるんですよね・・・。

最近は③の納まりを標準的に行っています。

FPパネルの内側に30×40サイズの野縁を立て、ここを配線スペースとして活用する工法です。

FPパネルは構造材ですが、断熱材でもあります。

配線の為に欠き込みたくはありません。

配線スペースを設けておけば、電線の更新も可能ですし・・・。

写真の様に、厚さ30mmの木材を取付ける事で簡単に下地を設けることも可能です。

窓上のカーテンレール下地だって、簡単に設置できる訳です。

但し、この施工を行う際に注意する事があります。

野縁と野縁の間の空間に横桟を入れ、空気が上昇しないようしなければなりません。

上昇気流が発生すると、壁の表面温度が下がって寒い思いをするかもしれません・・・。

今度の写真は、外壁面と間仕切り面双方に下地が入っています。

間仕切り壁に下地を入れる際には、間柱と面を合わせるように下地材を入れ、その上に石膏ボードを入れるようにしています。

配線野縁を設けると、壁厚が大きくなります。

壁厚が大きくなれば、窓枠も広くしなければなりません。

配線野縁の施工も、昔は行っていませんでした。

やった方が良いとわかっていても、案外出来ないんですよね。

でも弊社では、やるべき事はすぐにやる

これを実践したいと思います。

これも、地域密着工務店の拘りです。

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posted by Asset Red 

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電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

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