板橋区蓮根 I邸のラス網施工

7月24日付のアセットフォー日記です。

今日の練馬・板橋の天気は曇り時々晴れ、たまにパラパラと雨が落ちてくる事もありました。

高温・高湿で、外作業をするには、ツライ季節ですよね。

でも、やるしかありません

そんな中、板橋区蓮根1丁目の『FPの家 I邸』ではラス網施工が行われています。

通気工法に最適。ニッケン通気ラス イメージ

今回も、ニッケンの通気ラスを採用しました。

その特徴は以下の通りです。メーカーページから抜粋

「ラス」と「裏打紙」を独自の技術で一体化
一体化したラスと裏打紙が、外壁と躯体の空間をしっかり確保します。
湿式通気工法に最適です。

各種基準を上回る、高い剛性
住宅金融支援機構基準(700g/㎡)および日本建築学会(JASS)基準(800g/㎡)を上回る 839g/㎡ の質量を誇ります。

剛性を持ちながら、切断や折り曲げが簡単
コーナーや開口部周りでの折り曲げ・切断も簡単で、面倒な役物も不要です。
通気胴縁にステープルで止めつけるだけの簡単施工。

太さ1.6mmの力骨で、さらに強靱
150mm ピッチで1.6mmの力骨がスポット溶接された、丈夫な構造です。

腐食に強い溶融亜鉛メッキ材使用
力骨・ラス材共に腐食に強い溶融亜鉛メッキ材を使用、モルタル壁をしっかり保持し長持ちさせます。

さっそく、施工の様子を簡単にご紹介します。

まず行うのが、補助胴縁の取付となります。

モルタルを塗り込む際のラス網や防水紙のたわみを防ぐのが、その大きな目的です。

弊社では、木製通気胴縁の間に両面テープで簡単に取り付けられる『樹脂製補助胴縁』を採用しています。

どこにも書いてありませんが、無数に開けられた小さな穴がある事で、通気層間の空気の行き来を阻害しないのかも

通気ラスの裏側には『ターポリン紙』が裏打ちされています。

ターポリン紙とは、紙と紙の間にコールタールを挟む事で防水・防湿効果を持たせた紙です。

当然防水効果は期待出来ますが、防水紙ではありません。

そこで漏水の恐れがある部分には、事前にアスファルフェルトの増し張りを行うようにしています。

➀土台水切上及び下屋立上がり部分

②窓回り

これにて準備完了。

いよいよラス網の施工となります。

➀ラス網は横張りで千鳥に配置します。

その際に、隙間があいたり傾いたりしないように取り付ける事が重要となります。

②左右方向のジョイントは、上部にくる縦力骨が下部にくる縦力骨の右側に、平行になるように配置します。

その間隔は約10mm程度が目安です。

またジョイントは必ず通気胴縁の上が行う必要があります。

③上下方向のジョイントは、上部にくる横力骨が下部にくる横力骨の下側に、平行になるように配置します。

その間隔も約10mm程度が目安です。

また重ね代は40mmとし、ジョイントは必ず通気胴縁の上で行います。

④出隅・入隅部は、原則として折り曲げて回し張りします。

突き付け施工は行いません。

その際に、ラス網は折り曲げて間近の通気胴縁上で重ねるようにします。

⑤開口部では、ラスをサッシの形に切断して張ります。

サッシのコーナー部でラスをジョイントするのは厳禁です。

コーナー部のクラックの原因になるからです。

こんな感じで施工を行っています。

天気が続けば、ラス網の施工は来週の火曜日に終わる予定です。

引き続き、モルタル工事に入ります。

雨、降らないで欲しいですよね・・・。

 

そうそう、次の写真を見てください。

ラス網から突き出た『デベソ』のような部材、何だと思いますか

以前、外壁を貫通する電気配線で断線が発生しました。

モルタルを剥がしてみると、ラス網の先端が電線に刺さっていたんです。

そこで貫通部に専用部材を用いる事にしました。

写真が、その専用部材を使った納まりです。

こんな部材を配線回りに被せただけの簡単施工です。

部品の回りに防水テープを貼れば完了です。

電線周りからの漏気を防ぐために、発泡ウレタンを充填しテープ処理も行っています。

まだ漏気処理に関しては、未処理の箇所もありますが・・・。

当然、未処理箇所についてもやらないといけません。

いつやろう

月曜日にでも、やろうかな・・・。

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電話:03-3550-1311 

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