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弊社のOB宅に顔を出してきました。

「お風呂の換気扇を見て欲しい！」

こんな電話を、先日戴いたんです。

築25年目を迎えるお宅です。

弊社にとっては、わりと初期の『高断熱・高気密住宅』。

図面を見ると、換気システムにナショナルの第1種熱交換換気システムを採用していました。

全熱交換タイプですから、浴室・トイレには局所換気扇が設置されています。

そろそろ、コレを交換したい！

おそらく、そう言う事なんでしょうね。

ユニットバスの天井に設置された天井扇は、思ったよりもきれいでした。

？？？

話を聞いてみると、既に1回交換をしているとの事。

突然、流れで訪ねて来た業者に交換してもらったそうです。

化粧パネルを外してみると、『INAX』＆『UF-23A』という表示がはっきりと確認出来ます。

これなら、後継品番を調べて簡単に交換できそうです。

そう伝えつつ、風量を計測してみました。

念の為、ケストレルを準備していたんです。

風速計を当ててみると、1.3m/Sの排気が行われています。

径100ｍｍの換気扇ですから、排気風量は約37㎥/hとなります。

カタログスペックは87㎥/h（ただしダクト長5.0mの場合）とありますから、明らかに風量が落ちています。

異音もするし、そろそろ寿命なんでしょうね。

早速見積りをつくることにしました。

ついでに、換気扇スイッチをタイマー付に替えることにします。

退室後しばらく換気扇が回り、自動的に停まるスイッチです。

これなら切り忘れもないでしょ？

ついでにダクトも交換します。

換気扇内部を見れば、ダクト内部も想像がつきます。

たぶん、真っ黒だと思います・・・。

考えてみれば、局所換気扇って割高ですよね？

たしかに初期投資は安いんです。

でも、25年の間に2回も交換する羽目になりました。

更新コストを考えると、決して少ない投資ではありません。

トイレのパイプファンも同様です。

しかも電気代だってバカになりません。

換気システムに組み込んで、一緒に排気した方が絶対お得だと思います。

その為には、色々と工夫が必要なんですが・・・。

そうそう！

換気システムも、そろそろ交換の時期だと思うんですよね。

運転音が大きくなっていました。

モーターの寿命だと思います。