板橋区弥生町でW防水施工を行いました。

12月27日付のアセットフォー日記です。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ。

でも事務所では、雨が降っています・・・。

2階のお宅の排水管から落ちる水滴が止まりません。

先日管理会社の手配してくれた業者が修理を行ってくれましたが、直っていなかったようですね。

念のためと置いて行った吸水パットが満水になり、溢れてしまいました。

天井の染みが拡がり、ビス回りから水滴が落ちて来ます。

取り敢えず応急処置を行い連絡をいれましたが、あいにく昨日は日曜日。

今朝になって、ようやく連絡が取れました。

無事、直るといいんだけど・・・。

 

板橋区弥生町の『FPの家 S&N邸』では、W防水施工が行われています。

Wといっても、特別な防水工法という訳ではありません。

2つの防水施工が行われているだけなんです。

① バルコニー床のFRP防水施工

② 外壁の透湿防水シート施工

どちらも、特別めずらしい施工ではありません。

でも、とっても重要な施工です。

いい加減な施工がなされれば、雨漏りに繋がるかもしれません・・・。

まずはFRP防水について書いてみようと思います。

FRP防水は液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、これをガラス繊維などと組み合わせて一体にした塗膜防水です。

出来上がった防水層には継ぎ目がないため、優れた防水性能を発揮します。

またFRPは繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略称で、その名の通り、ガラス繊維などで補強されたプラスチックを意味します

強度・耐水性・成型性に優れ、船舶・水槽・バスタブ・自動車・屋根材等に広く使用されています。

早速、現場の様子を挙げてみましょう。

まずはFRP防水です。

施工時に注意すべき点があります。

それは、下地合板が濡れていない事。

水分を含んでいると、FRP内に気泡が出来てしまうので作業が出来ません。

下地はの乾燥を確認して、作業を開始してもらいました。

まず初めに行うのが、清掃です。
埃や塵を取ります。
そして、入隅部分に三角形の面木を取付けます。
これが無いと、地震などで建物に力が加わった時に断裂すねかもしれません。
続いて、排水管やオーバーフロー管を設置します。
前者はバルコニー内に水が溜まらないように雨水を流す管、そして後者は排水管が詰まった時の為の予備管です。
一般的には、サッシ下端より低い位置に設置します。
排水不良で雨水が溜まっても、オーバーフロー管があれば水位がサッシを超える事はありません。
続いて下地にプライマーを塗布、そして乾燥するまで放置します。
いつも、この待機時間がもったいないなぁーと感じていました。
でも今回は2階・3階それぞれにバルコニーがあるので、時間を有効に使えたようです。
下地に樹脂を塗り、ガラスマットを載せ、その上に樹脂を塗ります。
そして、この上にガラスマットを載せ、さらに樹脂を塗ります。
ガラスマットが1枚なら1プライ、2枚なら2プライと言います。
特別な事が無い限り、弊社では2プライ施工を行います。
ちなみに写真は、1プライ完了時点のもの。
この後、2プライ目の施工に入りました。
この後、樹脂とトップコートを混ぜたものを塗ります。
これを中塗りというそうです。
そして珪砂を撒き、トップコートを塗ります。
今回は手腰壁が低いので、念の為、天端まで塗り込む事にしました。
これにてFRP防水、完了です。
成分が樹脂という事で、火によわいんじゃないのと思われる方も多いのではないでしょうか。
もちろん、大丈夫です
FRP防水材工業会のHPから抜粋してみました。
ご確認ください。
木造住宅において、直下に居室が設けられるバルコニー(ルーフバルコニー)は建築基準法上屋根扱いとなるため、屋根防火(飛び火)に関する法的な基準を満たす構造とする必要があります。
FRP防水材工業会会員各社では、FRP防水層を含めた屋根の構造に関し、建築基準法第63条及び22条に基づく国土交通大臣認定を個別に取得しております。
もちろん弊社の工事依頼先はこの会員ですから、ご安心を・・・。
続いて、透湿防水シート施工について書こうと思います。
先日、拙ブログにて説明した『ウェザーメイトプラス』を張りました。
もちろん『スティンガーキャップ』で留め付けています。
一般的なシートと違い、サッシを取付ける前にシートを張るのが特長です。
もっとも巾が3.0mもあるので、サッシ先付けだと施工性も良くないんですよね・・・。
シート施工が終わったので、樹脂サッシを付け始めました。
当然、サッシ下には水切シートを施工しています。
この後、サッシ枠の上から防水テープを貼らなければなりません。
なんとか年内中に、戸締り出来そうです。
ギリギリ間に合いました・・・。

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上記をご確認ください。

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