ネダノンという合板を使うのが当たり前になりました。

とある現場の写真です。

もちろん、弊社の建物です。

2階を撮った1枚。

そして1階を撮った1枚。

どちらの写真にも床合板が映っています。

そう今回の主役は、床合板なんです。

この合板、『ネダノン』と言います。

東京合板工業組合・東北合板工業組合加盟各社が共通した商品名で生産するJAS構造用合板(24・28mm以上)の登録商標なんだそうです。

以下、パンフレットに記載された特徴となります。

・ネダノンの90%以上に国産材が使用されています。

・ネダノンは強度が高く、ネダノンで造る床や屋根は従来に比べて約2倍の耐震強度があります。

・ネダノンは火災に強く、28mmネダノンで構成する床は国交省による45分準耐火認定を取得しています。

・24mmネダノンで構成する耐力壁は国交省による倍率5の認定を取得しています。

・ネダノンは吸放湿性や断熱性に優れており、快適な居住環境を創出します。

・ネダノンを用いた住宅の建設は、地球環境と日本の国土保全に貢献します。

弊社では1階に実付タイプの24mm、2階に実無タイプの28mm、3階建ての2・3階には実無タイプの30mmを採用しています。

それぞれの施工方法を施工マニュアルより抜粋しました。

ネダノンは環境に優しいそうです。

以下、パンフレットより抜粋。

温暖化による環境への様々な影響が問題になっていますが、合板業界は、地球環境の保全のため南洋材等の外材から、最近ではスギ間伐材等の国産材への転換を積極的に進めてきました。

森林の持つ水土保全等の役割を維持するためには間伐が必要ですが、2008年には合板製造用の間伐材等国産材丸太の使用量は約200万㎥となり2001年の11倍となっています。

違法伐採は、熱帯地域の森林破壊の要因となっていますが、合板業界は、これで「違法に伐採された木材は使用しない」という理念のもとに、林野庁ガイドラインに基づく団体認定方式により、合法性が証明された原木を使用し、グリーン購入法に基づく合法証明材を供給するように努めています。

石油や石炭などの化石エネルギーや、鉱物資源は人の手で生み出すことはできません。

一方木材は再生産できる資源であり、「伐ったら植える」という原則を守り、半永久的に循環サイクルを構築することが出来る有益な資源です。

住宅や家具などに利用された合板は、廃棄されてもその役割を終えるわけではありません。

それらを再生可能な資源と捉え、パーティクルボードや中密度繊維板に加工し再利用しています。

さらに再利用の出来ない廃材や丸太の皮・使用済のパーティクルボードや中密度繊維板などは、バイオマスエネルギーとして発電資源として利用しています。

合板を製造するのに消費するエネルギーは、鋼材の1/38、アルミニウムの1/160と非常に少なくなっています。

また製造時の二酸化炭素排出量は、鋼材の1/34、アルミニウムの1/141。

合板は、まさに環境にやさしい素材と言えます。

合板は、その製品中に二酸化炭素をストックしています。

ネダノン1枚の炭素量は、24mm厚の3×6版1枚で8.1kg。

二酸化炭素換算量は29.6kgにもなるそうです。

ひと昔前は、ネダと言われる角材を一定間隔に並べ、その上に厚さ12mm程度の構造用合板を留め付けていました。

こうする事で床面の水平剛性を高め、耐震性を向上させていたんです。

でもネダノンを使うと、ネダを使う必要がなくなります。

だからネダノンなんだと思います。

ネーミングは安直だけど、ネダノンって、結構凄いでしょ

単に地震に強くなるだけじゃないんです。

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