建物の気密性を高める為の施工を始めます。

杉並区阿佐ヶ谷北3丁目の『FPの家 S邸』では、気密性を高める施工が始まりました。

弊社が採用する『FPウレタン断熱パネル』は防湿・気密性能が高い為、パネルと躯体の繋ぎ目を塞ぐ事で建物の気密性を高める事が可能です。

そのため現場では、アルミテープを使い躯体とパネルの繋ぎ目を丁寧に塞いでいきます。

こんな感じです。

時にはパネルに穴を明けなければならない場合もあります。

今回は、こうした場合の施工方法をご紹介したいと思います。

例えば1階床を貫通する排水配管です。

パネル及び構造用合板に穴を明けて、そこに配管を通します。

配管とパネル&合板の隙間には、発泡ウレタンを充填

硬化後に、合板と平らになるように切削します。

ここで弊社は、NJKのケルプというテープを使います。

写真のような黒いテープです。

管と合板双方に貼り付けますが、特殊な形状をしているため簡単に貼り付けることが出来るんです。

この上に床板を貼れば完了となりますが、弊社ではケルプの上にアルミテープを貼るようにしています。

こんな感じです。

1階床合板と柱の取合い部にも、隙間があります。

でも断熱パネルと柱には隙間がほぼありません。

でも念のため、合板と柱の隙間も埋めておいた方が良いでしょ

という訳で、こんな風に発泡ウレタンを充填します。

そして平らに切削します。

ここではNJKの気密柱バリヤーという部材を使います。

これを柱に被せ、アルミテープで柱や合板に貼り付けるんです。

こんな感じです。

合板同志の繋ぎ目や、釘穴もアルミテープで塞ぎます。

そして、この上に床板を貼ります。

ひとつひとつの作業自体は決して難しくありません。

特に技術が求められる訳でもないし・・・。

ただコツコツと丁寧に作業を続ければ良いんです。

以前は学校が休みになると、大工さんがお子さんを連れて現場に来る事もありました。

アルバイトとしてテープ貼りを任せていたんです。

丁寧にやれば、誰にでも出来る作業ですから・・・。

でも、とにかく時間が掛かるんです。

その分、大工さんは技術の必要な作業に集中する事が出来ます。

これ、良い作戦でしょ

まさに適材適所だと思います。

大工を引退した元大工にお願いしているケースも見掛けました。

お孫さんへのお小遣いを稼ぐのに丁度良いんだとか・・・。

脚立に上がらなければ、比較的安全でしょ

大工さんの平均年齢は、どんどん上がっています。

最近は若い大工さんを見掛けなくなりました。

ベテランの大工さんも徐々に引退するでしょう。

当然、需要は益々高まるばかり・・・。

だったら、作業の割り振りを変えるしかありません。

大工さんにしか出来ない作業を大工さんにしてもらい、それ以外は他の作業員に振る訳です。

限りある人材を有効に利用する。

そして、新しい人材を発掘し育てる

これしか無いと思うんです。

面倒な作業を省略すればいいんじゃない

なんて事を言う人がいるかも知れません。

えっ、面倒な作業って気密処理の事ですか

とんでもありません。

気密処理って、絶対に省略してはいけない施工です。

住まいの省エネ性や快適性に直結しますから。

でも、作業自体の簡略化はアリだと思います。

良い部材を利用すれば良いんです。

その為にも、仲間同士の情報共有が必要だと思います。

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