板橋区徳丸1丁目のFPの家は透湿ルーフィングを採用しています。

6月16日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は曇り。

天気予報は外れたようですね。

全然太陽が顔出さないし、気温も全然上がりません。

なんとか23℃を越えたくらいですから・・・。

でもおかげで、作業は捗りました。

板橋区徳丸1丁目の『FPの家 O邸』では屋根の下葺き材を施工しています。

下葺き材

という方もいるかも知れませんね。

念のため、説明しておきます。

屋根材と野地合板の間に葺く、防水建材を下葺き材と言います。

上図の緑色の部材です。

アスファルトルーフィングとか、改質アスファルトルーフィングが有名だと思います。

ついでに説明します。

屋根が機能するための要素には次の3つがあると言われています。

①屋根材

 屋根を雨水から大まかに防ぎ、屋根下葺き材を紫外線から守ります。

②屋根下葺材

 屋根材の隙間から入った雨水が室内に浸入するのを防ぎます。

③屋根勾配

 屋根に勾配を付けることで効率よく雨水を流します。

この3つを上手に組み合わせる事で、雨水から建物を守るのが屋根の役割なんです。

ちなみに下葺材は、大きく分けると3種類あります。

①アスファルト系ルーフィング

②透湿系ルーフィング

③高分子系ルーフィング

この中で最も長い実績がある製品がアスファルト系ルーフィングです。

改質アスファルトルーフィングも、ここに含まれます。

その特長は安価でありながら、釘穴シール性(釘穴が閉まる性能)が高い点にあります。

以前は弊社でも採用していました。

でも小屋裏から上がって来た水蒸気を止めてしまうので、野地合板を腐られてしまう事があります。

そこで弊社では、透湿ルーフィングを採用するようになりました。

念のため書いておきますが、弊社では野地合板が腐るという現象は起きていません。

早い段階で、野地合板の下に通気層を設けていたからだと推察します。

でも念の為、透湿ルーフィングを採用する事にしました。

 

実際に採用しているのは、ウルト社のウートップ サーモNDプラス2SKというシートです。

そして、ユラソール サーモHTという専用テープもセットで採用しています。

巾が1.5mと、従来の下葺き材よりも大きいのが特長です。

また表と裏に接着テープがあります。

このテープを重ねるように配置し、テープを接着します。

タッカーを留めるのは、重ね合わせるシートの下側だけなんです。

その為、シート表面にタッカーが出る事はありません。

また国産の透湿ルーフィングと違い、滑りにくいのも特長です。

 

屋根には勾配が付いています。

だから物を置く事が出来ません。

うっかり置いたりしたら、滑って下に落ちてしまいます。

そこで、写真のように足場を上手に使うようにしています。

 

作業開始早々に行うのが、軒先キャップの取付です。

コの字の金物を野地合板の先端に被せ、鼻先から釘で留め付けます。

こうする事で、野地合板の軒先部分がふやけて劣化するのを防ぐことが出来ます。

ペンキを塗り直す必要もありません。

軒先全てにコレを取付けたら、いよいよ下葺き材を葺きます。

切妻の屋根って、下葺き材を葺くのも簡単です。

あっと言う間に終わってしまいました。

下葺き材と軒先キャップの取合い部には、専用テープを貼ります。

このテープ、耐熱温度がマイナス40℃~120℃となっています。

条件の厳しい屋根専用のテープなんです。

もちろん下葺き材の耐熱温度もマイナス40℃~120℃ですから、セットで使えばより安心という訳。

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