コンセント脇のすきまから風が出ていました。

昨日行った『気密性能試験』の話です。

拙ブログを読んでくれている方であれば、ご存知の方も多いと思います。

でも念の為、簡単に説明しておきます。

そもそも気密性能とは、建物の内外を隔てる外周部分(建物外皮)の密閉性の程度を意味します。

総相当隙間面積もしくは、これを床面積で割った値(C値)で表します。

気密性能試験とは、専用の機械を用いて総相当隙間面積を測定することを言います。

減圧法と加圧法の2種類の試験方法がありますが、弊社では前者を採用する事が多いですね。

先日の現場でも室内側に送風機を据付け、建物内の空気を強制的に外に排出しました。

こうする事で、建物内外に圧力差が生まれます。

建物内の方が負圧になるので、外気が外皮の隙間から入ろうとする訳です。

隙間が無ければ、内外圧力差はどんどん大きくなります。

でも隙間があれば、その差は大きくなりません。

この差を利用して、外皮の隙間面積を測る訳です。

昨日の測定では、ちょっとしたアクシデントが起こりました。

「あれいつもと随分違うな・・・。」

弊社が以前から測定をお願いしている気密測定技能者のK氏が呟いたんです。

「塞ぎ忘れがあるんじゃない

この試験で問題となる隙間とは、あってはならない隙間です。

逆にあっても良い隙間とは、例えば自然給気口・換気扇の穴や解放時の窓になります。

エアコン運転時に発生する結露水を排出するためのドレン管の穴は、あって良い隙間とは言い難いですが、あっても仕方ない隙間となります。

同様に、電話線やLANケーブルを通すCD管もあっても仕方ない隙間となります。

測定の際には、窓や自然給気口・換気扇についたシャッターを閉じます。

中間時測定であれば、ドレン管やCD管もテープで塞ぎます。

完成時測定だと、ドレン管やCD管の穴をそのままにせざるを得ない場合が多いんです。

弊社でも以前は中間時測定をしていました。

でも訳あって、現在は完成時測定を採用しています。

完成時測定と中間時測定の違いって、結構大きいんですよね。

まだまだ経験不足を感じています。

K氏の呟きを受けて、早速塞ぎ忘れがないか探しました。

「あっ、コンセントの脇から風が入ってる

手を当ててみると、結構強い風を感じます。

天井点検口を開けて、天井裏を覗いてみる事にしました。

点検口を開けると、コンセントの隙間風は無くなりました。

どうやら原因は、天井裏にあるようですね。

懐中電灯で照らしてみると、天井裏に太いCD管が3本ありました。

3本共、端部のテープが剥がされています。

電気屋さんが、呼び線を入れる際に剥がしてしまったようです。

ここに手を当ててみると、凄い勢いで空気が侵入していました。

直径36mmの管が1本、30mmの管が2本です。

この管は、将来太陽光発電を導入する際に利用します。

その為、3本共外気に通じているんです。

端部をテープで塞ぎました。

これだけで、24㎠の隙間が無くなります。

コンセントからの隙間風もなくなりました。

同様に、別の場所に電話線とLAN配線用のCD管が2本入っています。

でも、この管を塞ぐ事は出来ませんでした。

2本の合計面積は12㎠です。

試験中に電話やLANの受け口に手を当ててみましたが、風が入ってきています。

ここを塞ぐ手もあるんですが、今回は諦めました。

エアコンも運転中の為、ドレン管の穴も塞げません。

2本で3㎠あります。

試験中、ドレン管から「コポコポ」音がしていました。

ドレン管を外から建物内に侵入する空気が結露水の中を通る際に発生する音なんです。

試験終了時には、音もピタッと止まりました。

完成時測定って、色々と大変です。

測定値も、中間時より大きくなります。

それでも、完成時測定に拘りたいと思います。

えっ、試験の結果ですか

秘密です・・・。

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