練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

今日は第3火曜日につき、アセットフォーはお休みです。

たまには、木の話を書いてみようと思います。

とある現場の施工中の写真を挙げてみました。

この現場で採用しているのはバーチフローリング。

弊社でも多く採用している床材だと思います。

バーチは、カバノキ科シラカンバ属の落葉広葉樹です。

カバ・マカバ・イエローバーチや、木目が桜に似ていることからカバザクラ・サクラなどとも呼ばれます。

木の中心に近い芯材は明るい肌色ですが、中心から遠くなる辺材は色が白っぽくなります。

その特徴は、緻密で光沢のある美しい木肌です。

きちんと乾燥された材であれば狂いも少なく、加工性が良いんです。

また摩耗性が高く衝撃吸収性もあるので、学校や体育館・ダンススタジオなどの床にも使われています。

木目は比較的地味なので、主張し過ぎずやさしく上品な印象です。

また、きめ細かいので肌触りが良く、傷や水にも強いんですよね。

もうひとつ、バーチに関する面白い話をご紹介しましょう。

バーチの樹皮からは精油を採取することが出来ます。

その香りはやや刺激が強く、消毒殺菌剤のよう。

ストレスを解消して心身をリラックスさせたり、心を元気にしてくれる作用があります。

主成分は、筋肉痛軟膏や鎮痛剤（アスピリン）などに使われるサルチル酸。

古くから消毒・殺菌力があると知られていました。

うがい薬や薬用ワイン・スキンローションなどにも使われていたそうですよ・・・。

WOODTEC/樹種物語より、一部を抜粋して転載させて戴きました。

こんな話を聴いていると、バーチの床でゴロ寝したくなりませんか？

肩凝りや50肩にも、良い影響が出そうでしょ？

でも残念！

我が家の床材は、松材なんです。

松材には、こうした効能は期待できません・・・。