雨が降ると竪樋の繋ぎ目から雨水が漏れるという電話を戴きました。

先日、弊社OB宅に伺いました。

SOSの電話を戴いたんです。

雨が降ると竪樋の繋ぎ目から雨水が漏れるらしい・・・。

見事な桜の木が、すぐ目の前に立っているお宅なんです。

建替える前の写真を挙げてみました。

桜の季節になると綺麗なんです。

 

 

 

 

 

 

落ち葉等が詰まっているんでしょうね

 

 

 

 

 

 

 

念のため、軒樋には落ち葉ネットを掛けてあるんですが・・・。

効果なかったのかな

現場に到着すると、すぐに問題箇所がわかりました。

やはり、桜の木のすぐ近くでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

竪樋のジョイント部分に、明らかな漏水後が見えるでしょ

ジョイント下の竪管のどこかで異物が詰まっていると判断しました。

さっそく屋根に梯子を掛け、用意していた通線ケーブルを使って異物を突いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

通線ケーブルとは、写真のような電気工事用の工具です。

クネクネ曲がった配管内にも、ある程度の強度を持ったワイヤーを通す事ができるんですよね。

突いてみると、異物に当たって止まってしまいます。

続いてグイグイと押してみましたが、いっこうに異物に動く気配はありません。

お客様に了承を得て、竪樋を外すことにしました。

残念ながら、外した竪樋は再利用出来ません。

でも仕方ないですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョイント部分のリベットを外すために継ぎ目にドライバーを挿し込んでみました。

すると写真のように、勢いよく溜まっていた雨水が吹き出してきました。

かなりの量です。

どうやら竪管いっぱいに雨水が溜まっていたようです。

少し経つと雨水の吹き出しが止まったので、竪樋の地面から30cmの場所に穴を明けてみました。

ジョイントより下の雨水は残っていると思われます。

さすがに濡れ鼠はゴメンですから・・・。

でも雨水は、ほぼ出ません。

続いて、さらに10cm上に穴を明けてみました。

すると、勢いよく雨水が吹き出してきます。

地上30cmの位置に異物が詰まっているようです。

雨水の流出が止まるのを待って、竪樋を外しました。

そして竪樋の中を覗いてみました。

光が全く見えません。

やはり何かが詰まっているようです。

竪樋を道路に立ててトントンと振動も与えてみました。

しかし異物は落ちて来ません。

かなり固まっているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

トングで掻き出してみると、大量の土が出てきました。

写真で見る限り、たいした量とは思えないでしょ

でも結構な量だったんです。

8cm角×20cm位の立方体ですから、1,920㎤くらいかな・・・。

しかも、かなり固まっていました。

腐葉土だと思います。

落ち葉等が腐って土になったんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

幸い雨水を流す配管には、土が流れていませんでした。

固まった土をトングで取り除き、試しに水を流してみると問題なく流れました。

良かった・・・。

後日、新しい竪樋を用意して交換してもらいます。

やはり原因は、桜の木だと思います。

でも桜の木は既にありませんでした。

台風で折れてしまったそうです。

残念です・・・。

でも雨樋に対しては良かったと思います。

もう詰まること、ありませんから・・・。

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posted by Assed Red

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