板橋区常盤台ので工事中のFPの家 М邸の外壁下地は、まだ乾いていません。

02月14日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ時々曇り。

天気予報が言うほど寒くありません。

段々と春が近づいているのかな・・・。

でも板橋区常盤台ので工事中の『FPの家 М邸』の外壁下地は、まだ乾いていません。

だから、貫通部の止水処理が出来ないんですよね・・・😢

そこで、室内側の気密処理だけ行いました。

左の写真は、自然給気口用のスリーブを撮ったもの。

FPパネルに穴を明け、スリーブを挿し込み、隙間に発泡ウレタンを充填しています。

この上に石膏ボードを張るので、余分な部分は切削しました。

 

 

 

 

 

穴回りに付着した発泡ウレタンの切粉を清掃しアルミテープを貼ります。

これ、スリーブとFPパネルの間の隙間を無くすのが目的です。

 

 

 

 

 

 

こちらのお宅では、イラストのような換気システムを採用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図中の①を写真の穴に設置する訳です。

「どうせ穴から空気を採り入れるんだから、隙間があってもいいんじゃないの

と言う人もいるでしょうね。

でも、隙間があったらダメなんです。

ちなみに日本住環境㈱のルフロ400は、第3種ダクト式セントラル換気システムに当たります。

第3種換気って、最もシンプルな換気だと思うんですよね。

図中③を使って②から集めた汚染空気を捨てると、建物内の空気は負圧になるでしょ

だから①が新鮮空気が入って来ます。

当たり前ですよね。

でも隙間があると、新鮮空気は①から入って来ません。

他の隙間から入って来ちゃうんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上図では、C値0.5㎠/㎡の家とC値5.0㎠/㎡の家を比較しています。

前者では換気扇で排気した分だけ自然給気口から新鮮空気が入ってきていますが、後者では自然給気口以外の隙間から入ってしまい計画換気が成立していません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上グラフは、建物のC値の違いによる自然給気口からの給気割合を示しています。

例えばC値5.0㎠/㎡の家の場合は、自然給気口から入ってくる空気は全体の17%程度です。

残りの83%は、その他の隙間から入ってくる訳です。

せっかく自然給気口に花粉フィルターを取付けても、それ以外から入って来れば意味ないですよね・・・。

しかも、そけだけじゃ無いんです。

冷たい空気が壁や天井に侵入したら、内部結露を起こす事になります。

これって、大変な事なんです。

シロアリや木材腐朽菌の被害に遭うかもしれません・・・。

 

 

だから丁寧に塞がなければなりません。

ご存知でしたか

弊社が採用しているFPウレタン断熱パネルは、工場生産品です。

温湿度や発泡圧と機械による加圧力を徹底的に管理する事で独立気泡を維持しています。

だから顕微鏡で断面を覗いてみれば、写真のように蜂の巣状の気泡膜を

見る事が出来ます。

 

 

 

 

 

独立気泡の発泡ウレタンであれば、音や水蒸気の透過を抑える事が可能です。

 

 

 

 

 

でも現場発泡の場合、発泡圧に見合った加圧をする事が出来ません。

どうしても気泡膜が繋がってしまうんです。

こうした状態を連続気泡と言いますが、音や水蒸気の透過を防ぐ事は出来ないんです。

だから両者を水槽に浮かべると、差が出ます。

前者は水に浮いていますが、後者は水に沈んでしまいます。

また時間が経過するほど、その差は大きくなります。

 

同じ発泡ウレタンでも、各性能が随分と違うんです。

 

 

 

だから発泡ウレタンの表面には、アルミテープを貼らないと危険だと思います。

あくまでも、発泡ウレタンは断熱補強と為なんです。

でも知らない人も多いんです・・・。

 

同様に防水シート貫通部にも止水処理が必要です。

雨水が侵入すれば、内部結露以上の被害に繋がるでしょ

と言う事で、シートが乾き次第処理したいと思います。

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posted by  Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

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上記をご確認ください。

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