水を弾く撥水塗料と違い、親水塗料は水と馴染みやすい性質を持っています。

弊社でお手伝いしている外装メンテナンス工事が、いよいよ佳境を迎えようとしています。

塗り壁調の窯業系サイディングは、こんな感じに仕上がりました。

彫が深いので、陽光が当たると陰影が出ます。

中々良い感じでしょ

でも、その分汚れも目立つんです。

凹凸があると、埃を拾っちゃうんでしょ

雨が降るたびに埃を含んだ雨水が流れるので、黒い筋が目立つ事になります。

 

一般的な塗料は撥水性が高いので、この筋が目立つ事になります。

水滴が外壁を落ちる際に、滴に沿って汚れの筋が付着するからです。

 

 

 

 

そこで今回は、シリコン系親水塗料をお勧めしました。

一般的な塗料に比べて塗膜の持ちが良いんです。

それだけではありません。

親水塗料には撥水塗料とは違うメリットがあるんです。

水を弾く撥水と違い、親水は水と馴染みやすい性質です。

親水塗料を塗った外壁に付いた雨水は、水滴になりません。

薄く広がりつつ流れて落ちていきます。

この時に外壁に付着した汚れを洗い流してくれます。

これを『セルフクリーニング機能』と呼ぶ事もあります。

近年人気の高い光触媒塗料も、親水性塗料のひとつです。

植物の葉っぱって、雨が降るたびにきれいになるでしょ

これも親水効果のお陰なんです。

雨水が汚れと外壁の間に侵入し、流してくれます。

アクセントで使われていた石調の窯業系サイディングの塗装の様子です。

ベースの上に、上塗り塗料を専用ローラーで塗っていきます。

すると、写真のようなパターンが現れる仕組みです。

 

 

 

 

 

近くに寄ると、こんな仕上がりになっています。

なかなか、良い雰囲気でしょ

この調子で、石目調サイディングの上に塗装していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エアコンダクトや樹脂製雨樋も、ウレタン塗料を使って塗りました。

マスキングテープやポリマスカーを外し、塗りムラや塗り忘れない事を確認すれば、塗装工事完了です。

明日、足場を撤去します。

思ったよりも、時間が掛かってしまいました。

雪や強風もあったし、アクシデントも起こりました。

でも、きれいに仕上がったと思います。

屋根の軽量化も図れたので、耐震性も向上したと思います。

外装メンテナンスって、意外と費用が嵩みます。

でも定期的に行わなければ、建物の耐久性を損なうことになります。

適切な時期に適切な対応を心掛けるべきだと思います。

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posted by Assed Red

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