今では、厚さ30mmの通気野縁を455mm間隔に留め付けるようにしています。

弊社では、創業当初より通気層構法を採用しています。

当初は外壁に設けた透湿防水層の外側に、厚さ18mmの通気胴縁を455mm間隔に留め付けていました。

でも今では、厚さ30mmの通気野縁を455mm間隔に留め付けるようにしています。

もちろん、理由は色々あります。

 

 

 

 

 

 

 

 

左側写真のように、出隅部分には90×30の木材を留め付けています。

意外と、ゴツイでしょ

こんなにゴツイ木材を使っている現場って、それ程多くないと思います。

ゴツイ木材を使えば、当然木材費も上がりますから・・・。

また弊社ではスイス漆喰を採用する事が多いので、通気野縁の取付位置も通常の場合と違います。

ラス網を張る為の下地が欲しい部分には、必ず木材を取付けなければならないからです。

窓の四隅や下屋回り、軒裏の下端等々・・・。

防水シートの貫通部回りも同様です。

通常よりも取付箇所が多いんです。

例えば・・・

 

土台水切の取合いを撮ってみました。

写真のように木材片を横にして取付け、下端に防虫網を取付けています。

と言っても、現場で余った端材を利用しているので、そのまま木材費が増える事はありません。

ご安心を・・・。

通気層が30mmもあるので、金属製の防虫網をしっかりと取付けておかないと不快害虫や蝙蝠&鼠の侵入を防げないんですよね・・・。

 

通気層内が、こうしたモノ達の通路になるなんて不気味ですよね・・・。

通気層内は、常時空気が流れています。

空気が淀むと、通気層本来の働きを阻害することになります。

例えば、雨漏りが起きたり壁内結露が発生したり・・・。

これも困りますよね

しかも、こんな現象を引き起こす事もあるんです。

同じ外壁材を使っているのに、窓下だけカビや藻が発生している外壁を見た事が

あるかも知れません。

これ窓下の通気層が機能していない場合に起こる現象です。

 

通気層が本来の機能を果たしていなければ、同様に北側の外壁にカビや藻が発生するかも知れません。

通気層内の空気の流れって、様々な原因で滞ったりするんですよね・・・。

だからこそ、出来るだけ大きくした方が良いんです。

大きくしておけば、何があっても大丈夫

保険みたいなもんです。

通気層を設けたから大丈夫とは思えません。

重要な事は、通気層が機能しているかどうかだと思うんです。

せっかくの通気層も、機能していなければ意味がありません。

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posted by Assed Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

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