制振ゴムを使用すると、様々なメリットがあります。

練馬区貫井4丁目の『FPの家 I邸』の話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の構造見学会の際に、2階に積まれていた箱の中身は制振ゴムでした。

隣の黒いマットが、制振ゴム。

 

 

 

 

 

 

 

 

厚さ6mm×巾455mm×長さ910mmの、基材とフェルトの複合材です。

イラストでは基材にアスファルトと書かれていますが、弊社では基材に人工ゴムを使った製品を採用しています。

ユニコム建材㈱のユニフェルト6Rと言います。

これをネダノン合板と無垢フローリングの間に敷き込む事で、2つの性能向上を図っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①500Hzにおける防音性能は、軽量床衝撃音を17db低減します。

「上階で子供が走り回る音が気に障る」という声を耳にする事があります。

自分の子供なんだから、多めにみてあげてよ・・・。

なんて思いますが、勉強や趣味の時間であれば仕方ないのかな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな時には、制振ゴムを敷き込む事をお勧めします。

写真のように敷き込むだけで、意外と防音効果が高いんです。

但し対象は、スリッパのパタパタ音やモノを落とした際のコツン音です。

子供の足音などの重量衝撃音には、それほど期待できません。

重量衝撃音を低減させようと思ったら、床の剛性を高めるしかありません。

梁の間隔を狭めて本数を増やしたり、梁と梁の間に根太を追加したりします。

制振ゴムだけでも、多少の効果は期待出来ますが・・・。

ネックは重量です。

結構重いんですよね・・・。

1坪分で25kgもあるので、階上に揚げる際に苦労します。

今回は15坪分揚げましたから、375kgも揚げたことになります。

しかもフニャフニャしているので、非常に持ちにくいんです。

疲れました・・・。

 

 

 

 

②転倒時の衝撃から身を守ることが出来ます。

ご存知でしたか

高齢者による住宅・施設等での転倒による大腿骨頸部骨折は年間10万人と言われています。

硬い床で滑ったり、躓いたりすると危険なんですよね・・・。

ちなみに日本建築学会の床工事WGでは、転倒時の安全性のためにJIS A6519の『床の硬さ試験』の推奨値(G値)を100G以下としています。

例えば厚さ55mmの畳のG値は50~60、なんとなく納得出来ますよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユニフェルト6Rを使えば畳ほどではありませんが、効果が期待できます。

ご覧のように100Gを大きく下回ることが確認されているんです。

ゴム施工なしのフローリングのG値は123程度ですから、かなり改善されています。

他にもメリットがあります。

歩行感が軟らかく変わるんです。

具体的なデーターはありませんが、明らかに疲れにくいと思います。

見学会の際には、家中を何度も歩くでしょ

スマートウォッチによれば、軽く10,000歩くらい歩くようです。

制振ゴムを敷き込んだ2階と敷いていない1階を比べてみると、明らかに違うんです。

1階だと膝裏が痛くなりますが、2階なら痛くなりません。

誰かがデーター化してくれると良いんですが・・・。

防音対策として2・3階に敷き込んでいますが、転倒安全性向上や疲労感の軽減対策の為に1階への採用も考えてみようかなと思いました。

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posted by  Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

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