FPの家に付加断熱を施してみようと思います。

 

 

 

 

 

 

中野区上鷺宮2丁目で工事中の『FPの家 O邸』の話です。

このお宅には和室があります。

弊社では、断熱・気密性能を考えて大壁和室にする事が多いんです。

でもO様のたっての希望で、真壁和室にする事になりました。

真壁和室をつくるのも、9年振り。

真壁和室って、案外好きなんです。

わくわくしています。

でも真壁にすると、壁に充填できる断熱材が薄くなります。

105mmが75mmになってしまうんです。

いつもであれば熱抵抗5.52の壁が、3.94にしかなりません。

そこで今回は付加断熱を行うことにしました。

躯体の外側に、30mm厚さの発プラ系断熱材を貼ります。

これで真壁部分の熱抵抗は5.37、いつもと変わりません。

しかも大壁部分は6.95になります。

省エネ性はもちろんですが、快適さが大幅にアップすると思われます。

 

 

 

 

 

 

 

一般的な付加断熱の納まりを挙げてみました。

外側の断熱材は通気胴縁で押さえ、通気胴縁を長いビスで躯体に留めるのが普通らしい。

以前はビス頭に大きなお皿をつけて、ビスが断熱材にめり込むのを防ぐ納まりを良く見掛けました。

でも、お皿がかなり高いらしいんです。

通気胴縁で代用するのは、良い案だと思います。

でも発プラ系断熱材にビスって大丈夫なの

以前から心配だったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

施工性等を考え、ビスは高性能タイプを使うのが当たり前になっているようです。

当然強度も高いと思うんです。

この際、価格の高さは問題にしません。

でも心配なのは断熱材の方なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外壁の荷重でビスに負担が掛かった際に、ビス周りの断熱材にも影響が出ると思うんです。

そこで厚さ30mmの木材を、910mm間隔で横に入れるようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして通気胴縁を、この木材に留めていきます。

弊社では厚さ30mmの通気胴縁を採用しているので、強度的にも問題ありません。

断熱材と断熱材の間に入った木材が熱橋にはなってしまうけど、この施工の方が安心できます。

断熱材の端材も、ほぼ出ません。

施工性も良いですよ。

見栄えには、多少難がありますが・・・。

https://www.assetfor.co.jp 

posted by  Asset Red

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

https://www.assetfor.co.jp/recruit/

上記をご確認ください。

練馬・板橋で注文住宅を建てるならアセットフォーへ資料請求
練馬・板橋で注文住宅を建てるならアセットフォーの見学会へ
  • 練馬・板橋で注文住宅を建てるアセットフォーのFacebook
練馬・板橋で注文住宅を建てるアセットフォーのホームページTOPへ