基礎断熱と床断熱、個人的にはどっちでも問題ないと思います。

 

 

 

 

 

 

09月21日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は曇り時々雨

久々に真夏日ではありません。

湿度が低ければ、もっと過ごしやすいと思うんですが・・・。

 

では現場の話です。

豊島区高松2丁目の『FPの家 H邸』では、気密施工が続いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、玄関土間部分の断熱施工を撮ったもの。

 

 

 

 

 

 

イラストの水色部分を施工した段階です。

このあと、要所要所に気密テープを貼ります。

イラスト中の赤い部分です。

 

 

 

 

弊社では床に断熱材を充填し、基礎内は外部扱いとしています。

いわゆる床断熱工法です。

 

 

 

 

一方、最近流行っているのが基礎断熱工法。

基礎の内側もしくは外側に断熱材を貼り、床下を室内空間扱いとします。

 

 

 

 

 

良く見掛けるのが内貼りです。

基礎の内側に貼るため、シロアリの被害が少なくなります。

でも熱橋が多くなり、熱損失が大きいのがネックなんです。

コンクリートが地面に触れているでしょ

地面の温度って、1.0m位では外気とほぼ変わりません。

つまり外気が5℃であれば、地中温度も5℃になる訳です。

当然コンクリートも冷たくなります。

 

 

 

 

 

 

 

その為、外周部耐圧盤に断熱材を貼っている現場が多いようです。

でも外周部だけで良いのかな

と、私は思います・・・。

 

 

 

 

 

反対に外貼りは、熱損失は小さくなりますがシロアリの被害が心配です。

その為、防蟻性の高い断熱材を使ったり、金網を張って物理的にシロアリの侵入を防いだりしています。

でも同様に、耐圧盤への断熱施工が必要だと思うんですよね・・・。

どちらの施工も比較的簡単に気密性を高める事が出来るので、採用する工務店が増えているようです。

厚さ50mm程度の発プラ系断熱材を採用する現場が多いようですが、断熱性能的には少し足りないように感じています。

試しに、3地域における基礎断熱と床断熱それぞれの仕様の熱損失を比較したデーターを挙げてみました。

新住協の資料からの抜粋となります。

また上図は、基礎断熱『I』と床断熱『d』の各仕様を示しています。

それぞれの熱損失を見ると前者が14.55、後者が15.96となってるでしょ

基礎断熱の方が、熱損失が少し少ない訳です。

でも、その仕様を見ると・・・。

基礎断熱

基礎立ち上がり=外EPS/65mm+内EPS/115mm

耐圧盤=外EPS/100mm

スカート=EPS/100mm×巾450mm

一般的な基礎断熱とは、かなり違います。

断熱材の厚さが倍くらいあるでしょ

これに対して床断熱の仕様は、こうなっています。

床=HGW16k/155mm

玄関土間=SF/50mm×巾450mm

こっちは、割と常識的な断熱仕様だと思います。

ちなみに弊社の仕様も挙げておきます。

床=硬質ウレタンフォーム/105mm(HGW16k/210mm相当)

玄関土間=硬質ウレタンフォーム/50mm(SF/80mm相当)×全面

弊社仕様の方が、先述の基礎断熱よりも損失が少なくなっていると思われます。

安心しました・・・。

個人的には、基礎断熱でも床断熱でも、どっちでも良いと思っています。

要は熱損失の少ない仕様であれば問題ありません。

あとは、水害時対策や対シロアリ対策をしっかりすれば良い訳です。

でも、大抵の基礎断熱って圧倒的に断熱性能が欠如しているんですよね・・・。

もちろん、しっかりとした基礎断熱を行っている工務店も多々あります。

結局、工務店選びが全てだと思うんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2階にある吹き抜けの様子を撮ってみました。

8.0帖大の吹き抜けに、1.0間×1.5間のローリングタワーを設置しています。

タイヤが付いているので、移動する事が出来ます。

資材の搬入時等にも、端に寄せる事で広い作業スペースが確保できる訳です。

これで安全に作業を進める事が出来ます。

大工・内装・設備・・・。

高所作業って、とにかく危ないんですよね。

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電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

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上記をご確認ください。

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