気密測定とは、建物にある『あってはならない隙間』の大きさを測定すること。

03月29日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は晴れ

ようやく晴れました☺

事務所そばの桜の花も開き始めています。

お昼前、練馬区の『FPの家 K邸』で気密測定を行いました。

気密測定とは、建物にある『あってはならない隙間』の大きさを測定すること。

例えば、窓も開ければ隙間になります。

でも閉めていれば隙間は無い筈でしょ

でも実際には、思ったよりも隙間があるんです。

こうした隙間を、あってはならない隙間と呼びます。

換気扇や給気口の穴も隙間になります。

でも、これらはあっても良い隙間です。

穴が開いてなければ、新鮮空気が入って来ないでしょ

しくみは簡単です。

建物内の空気を強制排気もしくは強制吸気し、内外気圧差を測定。

これにより隙間の大きさを推定します。

建物内を減圧する減圧法

建物内を加圧する加圧法

の2つの方法があります。

今回は減圧法を採用しました。

 

 

 

弊社では気密測定技能者に測定をお願いしています。

私も気密測定技能者の端くれですが、第3者に測定してもらった方が安心できるでしょ

 

 

 

 

 

 

古い登録カードを挙げてみました。

有効期限が切れているでしょ

もちろん更新しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

測定中のワンシーンです。

建物内の気圧を下げると、建物全体を外気が押してきます。

写真を良く見てください。

窓にオレンジ色のビニールシートが貼ってあります。

ここに穴を開け、そこに測定器を設置。

ここから室内空気を強制排気しています。

窓に貼られたビニールシートは、内側に膨らんでいます。

風船のようにパンパンです。

指でシートを弾くと、ボンボンと音がします。

このあと、玄関ドアを10cmほど開けてみました。

シートはダラーンと撓み、指で弾いても音はしません。

外気圧って、結構凄いでしょ

気密測定技能者には、測定前に気密測定の事をレクチャーしてもらいます。

そして、測定に移ります。

3回測定を行い、平均値を算出。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果を報告して、完了となります。

参考までに今回の建物は、こんな感じでした。

建物の実質延床面積:112.93㎡(気積:253.66㎥)

総相当隙間面積αA:37㎠

隙間特性値n:1.44

ACH:0.66回/h

相当隙間面積C:0.3㎠/㎡

完成時測定の為、レンジフードや給排気口についてはシャッターおよび目張りを行っています。

衛生陶器等の排水に関しては、水張りにて対応。

エアコンのドレンホースやCD管等には、目張り等の処理は行っていません。

C値0.3㎠/㎡、まあまあの結果ですね。

良かった・・・。

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