弊社で採用しているVKPテープや弾性ウレタンが有効ではないか・・・。

04月05日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り時々雨・・・

降らないと思っていたのに😢

気を取り直して、練馬区の『FPの家 H邸』の様子を挙げてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

窓周りの気密施工の様子です。

昨日の拙ブログでは、窓周りのウレタン充填について簡単に書かせて戴きました。

その際に挙げた写真では、サッシと躯体の隙間から発泡ウレタンが溢れていたと思います。

硬化後にサッシに合わせて切削。

その上に気密テープを貼ると、こうなります。

FPウレタン断熱パネルは防湿・気密性能が高いのが特長です。

だからパネルと躯体やパネルとサッシの繋ぎ目を防湿・気密テープ塞ぐことで、簡単に防湿・気密施工を行うことが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

2階リビングの様子を撮ってみました。

天井上に防水バルコニーがある為、天井が断熱層になっています。

断熱層ですから、気密施工も必要です。

躯体とパネルの繋ぎ目に、銀色のテープが貼ってあるでしょ

弊社では銀色の防湿・気密テープを使っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

同じく2階リビングの写真です。

屋根パネルも同様に、気密テープでしっかり貼り合わせています。

FPの家グループでは、1995年から全棟気密測定を行っています。

加盟店が建てる全てのFPの家で、C値測定を義務付けしている訳です。

その平均は0.48㎠/㎡以下

なかなかだと思いませんか

そして近年は、経年によるC値の変化も確認しています。

残念ながら全棟という訳ではありませんが・・・。

 

 

 

 

 

上グラフが、その結果です。

ここでは、初期C値と1~14年経過後のC値双方をプロットしています。

平均値で言えば、0.48㎠/㎡(0.5㎠/㎡)が0.78㎠/㎡(0.8㎠/㎡)になっています。

思ったよりも、隙間が大きくなっている印象を受けました。

測定状況が違うんじゃない

ふと、そんな気がしたんです。

一般的に気密測定は、気密施工完了時に行う事が多いんです。

当然、気密施工が終わっていなければ測定する事は出来ません。

でも建物が完成してから測定しようとすれば、色々と問題が残ります。

例えば測定の結果、隙間がたくさん存在する事がわかっても是正するのが難しいでしょ

また外皮に開いた設備等の穴を塞ぐ事が出来ない場合もあります。

でも気密施工完了時に行えば、これらの問題の多くは簡単に解決できるんです。

是正も簡単に出来るし、設備の穴は気密テープで塞げばいいんです。

気密施工完了時に行う気密測定を、弊社では中間時気密測定と言っています。

また建物完了時に行う気密測定を、完成時気密測定と言います。

ご存じでしょうか

前者と後者を比較してみると、後者のC値の方が悪いんです。

よくよく考えてみると、わかります。

後者の場合、以下の穴が開いたままになっているんです。

エアコンのドレンホース

LAN配管やTEL配管用のCD管

またレンジフードや自然給気口はシャッターを閉じて、測定を行います。

そして換気システムの排気口には、テープを貼ります。

これらと中間時のテープ処理を比較すると、完成時の隙間の方が大きいんです。

逆に中間時はサッシの調整を行っていませんが、完成時は調整後に測定を行います。

これに関しては、完成時の方が優位となります。

経験値で言えば、C値0.1~0.2㎠/㎡くらいの差になるようです。

話を元に戻しましょう。

問題は新築時の測定を、どのタイミングで行っているかです。

完成時測定であれば問題ありません。

でも中間時測定だと、まずいんです。

だって経年時測定は、完成時測定と同じ要領で行うんです。

C値に0.1~0.2㎠/㎡くらいの差が出ちゃうでしょ

早速、担当者に聞いてみました。

でも、明確な回答は戴けません。

たぶん、大半の家は中間時測定だと思うんですよね・・・。

だとすれば、経年による隙間の増大は0.1㎠/㎡くらいになります。

これなら納得ですよね。

なんと言っても、気密にこだわるFPの家なんですから

FPの家チャンネルでも、経年気密に関する動画が配信されています。

是非、ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=2N1UjiDmRck

そう言えば、以前、仲間に聞いたことがあります。

東日本大震災前に中間時気密測定を行ったFPの家がありました。

ズバリ被災地という訳ではありませんが、かなり揺れた地域だったそうです。

震災後に再度気密測定をしてみると、0.7㎠/㎡くらいC値が悪くなっていたそうです。

でも気密テープ等の剥がれもなく、パネルの破断も確認できません。

そこでサッシの建付け調整やクレセント等の調整を行いました。

その結果、C値はほぼ最初の値に戻ったそうです。

でも完全には戻ってないんですよね・・・。

ポイントは窓周りではないかと思います。

弊社で採用しているVKPテープや弾性ウレタンが有効ではないか・・・。

この辺りの検証が必要だと考えます。

https://www.assetfor.co.jp 

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住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

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上記をご確認ください。

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