経年劣化や地震等による隙間増大を軽減できるというメリットもあります。

04月27日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り。

気温も22℃を下回ったようです。

でも湿度が高いので、なんとなく蒸し暑く感じるんですよね・・・。

練馬区で工事中の『FPの家 H邸』の気密&防水処理、少しづつ進んでいます。

例えばコレ、1階床断熱を貫通している水道配管です。

 

 

 

 

 

 

 

左から追い炊き用のペアチューブ、給湯管、給水管となります。

ネダノン合板の下にはFPウレタン断熱パネルが充填されていますが、そこに大きな穴を3つ明け、それぞれの管を床下から配管。

管周りの隙間が気になりますよね

 

 

 

 

 

 

 

そこでまず最初に、隙間にウレタンガンのノズルを挿し込み発泡ウレタンを充填しました。

ここで気をつけなければならないのは、ノズル先端を一番奥まで挿し込む事。

ちなみに断熱パネルの厚さは105mm、合板の厚さは24mmですからノズル先端を約130mmほど挿し込む必要があります。

そして、手前に引きながら少しづつ発泡ウレタンを吹き込んでいきます。

こうしないと奥までウレタンを充填する事が出来ません。

1液性ウレタンって意外と、発泡圧が低いので奥まで入っていかないんですよね・・・。

なお吹き込み厚さが厚いので、いっぺんに吹くのはNGです。

発泡ウレタンは空気中の水蒸気と反応して発泡するので、厚く吹くと発泡不良を起こすかもしれません。

薄く吹いて発泡・硬化したら、もう一度吹き込みます。

一度に吹き込む厚さは30mmが目安です。

 

 

 

 

 

 

 

硬化後、合板より上に出っ張った部分を平らに切削。

ケルプを使って、管と合板を張り合わせれば完成です。

そうそう、写真の給水・給湯管は保温管の中に架橋PE管が入っているタイプなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

このタイプの管の場合、保温管とPE管の間に空気層があります。

だから保温管の周りと床パネルの隙間を塞いでも、空気の侵入を防ぐ事が出来ません。

PE管と保温管の間にある隙間をテープ等で塞ぐ事を忘れないようにしましょう

 

 

 

 

 

 

以前はケルプの代わりに気密テープを利用していました。

でも結構、手間取るんですよね・・・。

ケルプを体験したら、もう後戻りはできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トイレの排水管も同様に処理しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

窓周りのウレタン処理についても挙げておきます。

白い窓枠の外側にグレーの発泡ウレタンが見えるでしょ

コレ、ウルトの弾性発泡ウレタンです。

硬化後に配線野縁に合わせて平らに切削しました。

この後、気密テープを貼れば完成です。

ちなみに窓周りに充填した発泡ウレタンの厚さは129mm。

ここも3回に分けて充填しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

発泡ウレタンの硬化には、30分程度時間を要します。

そこで待ち時間を利用して、外部の防水処理を行いました。

写真はトイレ配管回りの防水処理の様子です。

ウルトの気密防水スリーブ(径100-110mm)を利用しています。

黒い部分を配管に通し、壁まで押し込みます。

後は裏紙を剥がして接着すれば完成です。

裏紙が上下2枚に分かれているので、意外と簡単に貼ることが出来ます。

防水テープ等は一切使いません。

ウルトの透湿防水シートとの相性もバッチリ

当たり前ですよね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

CD管周りには、日本住環境㈱のゴームパッキンを利用しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こっちも簡単に施工できます。

CD管の溝にパッキンが食いつくので、防水性もバッチリです。

こうした外皮の貫通部って、無数に存在します。

管やダクトだけではありません。

電線やアース線だって、貫通しています。

こうした部分をひとつひとつ丁寧に内外で塞ぐのはかなり大変です。

でも忘れれば大変な事になります。

また施工が雑であっても、問題は起こります。

だからこそ、施工性が高く確実に気密・防水できる専用部材を利用する訳です。

こうした部材を利用すれば、経年劣化や地震等による隙間増大を軽減できるというメリットもあります。

 

 

 

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