練馬・板橋で注文住宅を建てるなら地域密着の工務店アセットフォー

今日は水曜日。

アセットフォーはお休みです。

でも、現場の事を書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

『FPの家　K邸』の排水配管を撮ってみました。

 

 

 

 

音ナインのカタログより抜粋

 

弊社では排水管の周りに吸音・遮音対策を施した『音ナイン』という配管材を使っています。

夜、トイレの水を流したら、天井からジャーと音が聴こえたらガッカリでしょ？

これが、結構効果大なんです。

灰色のフィルムで包まれているので、違和感もありません。

見えない天井裏で、働く『縁の下の力持ち』に感謝です。

感謝と言えば、音ナインの上に設置された白いモノも同様です。

コレ、未来工業の『通気スイスイ』という通気弁なんです。

そもそも通気弁とは、排水配管に取り付ける空気を取り込むことのできる『弁』です。

これが排水の流れをスムーズにするとともに、排水時のボコッという音を抑えてくれます。

どこにでも付いている訳ではありません。

一般的に住宅の場合、2か所以上の排水をひとつにまとめる事があります。

こうした配管で排水を行うと、流れる水に引っ張られて、封水が切れる事があるんです。

封水が切れると、下水道の臭気が上がって来ます。

また封水が引っ張られる際に、ゴボゴボと音がする事があります。

これを防ぐのが通気弁です。

 

 

 

通気スイスイのカタログより抜粋

排水横管に取り付けて、磁力により通気を行います。

普段は弁が閉じているので、排水臭はしません。

でも管内が負圧になると、弁が開き空気が入ります。

この時、臭気は室内に漏れません。

簡単に取り付けられるし、設置費用も少なくて済みます。

頼りになる『縁の下の力持ち』なんです。