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今日は水曜日。
アセットフォーはお休みです。
でも真面目な話を書こうと思います。
先日、弊社OBよりメールを戴きました。
トイレのドアノブを交換して欲しいとの事。
えっ、もう交換!?
築10年のお宅です。
流石に、早過ぎるでしょ!
やっぱり私の勘違いでした💦
ご自宅近くにある、お父様のマンションのトイレの話らしい・・・。
早速、現地に伺い現状を確認してきました。
写真のような握り玉タイプのドアハンドルです。
残念ながら、メーカー名や品番は見当たりません。
まだ使えますが、相当ガタが来ています。
「このハンドルだと、鍵を閉めて中で倒れた時に扉を開けられない!」
「出来れば、外から鍵を開けられるタイプに変えられませんか?」
との事。
その日は交換可能なドアハンドルを探す為の情報を集めて、帰ってきました。
このお宅、実は以前にもメンテナンスで伺ったことがあります。
その時の様子を振り返ってみます。
その時は、写真のようなレンジフードを交換しました。
初めて扱うタイプのレンジフードなので、ちょっと戸惑ったのを覚えています。
そもそもレンジフードの外し方がわかりません。
ネジを抜いても外れません。
下がり壁とレンジフードの隙間が1cmほど出来ましたが、それ以上下がらないんです。
許可を戴いて、レンジフード上の下がり壁に穴を明けさせてもらいました。
普通のレンジフードであれば、点検するために幕板を外せるようになっているでしょ?
でも幕板部分が下がり壁になっていて、クロス仕上げになっています。
仕方なく、回し引きを使って写真のような穴を明けました。
穴から覗いてわかったんですが、上からビスで留められていました。
これじゃ、外れる訳ないですよね・・・。
点検とか交換の事を考えなかったのかな?
当時の施工者の良心を疑ってしまいました。
とりあえず施工状況もわかったし、品番も確認出来ました。
メーカーに連絡を取り、交換可能なレンジフードを発注。
届き次第、レンジフードの交換を行いました。
幕板部分には、白いキッチンパネルをビスで留めてビスキャップを嵌めました。
これならビスを外せば点検が可能です。
無事、交換工事完了!
この日、新たな発見がありました。
レンジフード回りのクロスは、かなり綺麗だったんです。わりと最近貼替えと思われます。
幕板を被せる際に、下地の凹凸が気になったのでクロスを少しめくってみました。
すると剥がしても剥がしてもクロスが出て来ます。
どうやら古いクロスを剥がさずに、新しいクロスを上貼りしていたようです。
確かに剥がさずに上貼りすれば、剥がす手間が省けます。
剥がした後の下地処理も要りません。
産廃ゴミも出ないでしょ!
合理的と言えば合理的。
でも問題ないのかな?
手元にある『壁装ハンドブック(改訂版)』の張り替え施工の章を見てみました。
やはり貼替えの手順には、「古い壁紙を剥がす」と書いてあります。
これが普通ですよね?
但し「捨て糊」を既存クロスに塗って、新しいクロスを重ね貼りする工法もあるようです。
安くあげるための工夫なんでしょうか?
ちょっと複雑な気持ちでした・・・。
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