blog
12月23日付のアセットフォー日記となります。
練馬・板橋の天気は晴れ。
今日も暖かい一日になりました。
空が青くて気持ち良いですよね・・・。
朝早く、埼玉県で工事中の『FPの家 O邸』にFPウレタンダンネツパネルを積んだトラックが到着しました。
到着に合わせ、担ぎ屋さん×2名にも来てもらっています。
今日は、1階壁&1階床用のFPパネルの搬入を行います。
足元は土台と大引きが910mm間隔に並んでいる状態です。
そしてアチコチに柱が立っています。
FPパネルって重量はたいした事ありませんが、大きいでしょ?
これを運ぶのって大変なんです。
トラックの運転手からパネルを受け、建物内に運び入れます。
これを受け取って、大工の指示する場所に積み上げていきます。
本当は、あまり高く積みたくありません。
でも仕方ありません。
ホウ酸処理した後のパネルを積む場所を、残しておかないといけません。
凄い景色でしょ?
全てのパネルを1階に積んで、搬入作業完了!
担ぎ屋さんとトラックは早々に帰っていきました。
すぐにホウ酸屋さん×2名が到着。
2階パネルと同様にパネルの6面にホウ酸水を吹き付け、別の場所に積んでもらいました。
1階でバタバタしている間、2階ではFPパネルの充填が行われていました。
柱間にパネルを合わせ、ウレタン掛矢で叩き入れていきます。
なにしろパネルと柱間には2mmの隙間しかありません。
少しでもパネルが傾くと、叩いても入らないんです。
右下→左下→右上→左上という具合に、少しづつ叩き入れます。
柱面とパネル面がぴったりと合ったら、パネルの木枠部分から躯体に専用ビスを留めていきます。
弊社では、釘打ち機で打てるビスを採用しています。
以前は釘で留めていました。
でも将来、リフォームの際にパネルを外す事もある筈です。
そんな時、釘で留めていると外すのが大変なんです。
また木枠部分が傷んでしまうので、パネルを再利用する際に補修が必要になるかもしれません。
その点、ビスで留めれば簡単に抜く事が出来ます。
但しビスって、留めるのに時間が掛かるんです。
只でさえパネルの充填には時間が掛かります。
これを固定するのにビスなんかを使っていたら、大変な事になります。
そこで釘打ち機でバンバン打てる専用ビスを使うようにしているんです。
パネルを充填すると、こんな感じになります。
今日中には、入れ終わりそうですね。
午前中でホウ酸処理が終わったので、午後から床パネルの充填を始めました。
ここで今回から始めた『新しい試み』が効果を発揮しました。
写真は、土台と基礎パッキンの様子を撮ったもの。黒いのが基礎パッキンです。
土台よりはみ出しているでしょ?
こっちの写真は以前に別の現場で撮ったもの。
黒いのが土台から出っ張っていません。
それもその筈!
従来は105×105の土台に合わせて、巾102mmのものを採用していました。
でも今回は同じ寸法の土台に対して、巾120mmのものを採用しています。
18mmも大きいものを使っているんだから、土台よりも出っ張るのは当然です。
床パネルと土台の納まりを挙げてみました。
黄色がFPパネル、赤が基礎パッキンです。
左が従来の納まり、右が今回の納まりになっています。
910mm間隔に配置された105mm角の土台間にパネルが入っています。
土台の内-内寸法は、910mm-105mm=805mm。
ここに厚さ105mmのパネルを充填しますが、その巾は804mm。
クリアランスを1mmだけ取っています。
充填する際には、図のように土台とパネルは同じ高さに取付けます。
パネルを上に置きウレタン掛矢で叩いて入れるんですが、叩き過ぎると基礎の上に落ちてしまいます。
そこでパネルの下に手を入れて落ちないように押さえつつ叩く訳ですが、これが結構面倒なんです。
でも基礎パッキンが出っ張っていれば、基礎まで落ちないでしょ?
ちょっとした工夫で、生産性が上がる訳です。
もちろん基礎パッキン代は少し上がります。
でも大工さんの生産性を上げた方が安くつく筈です。
もっと早く実践すれば良かった・・・。
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。