「カネシンのリブコーナーであれば2個使いが可能なので、ご検討ください。」

01月10日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は晴れ。

時折吹く風が冷たいですね・・・。

足場に上がっていると、指先が凍えます。

それでも思うんです。

やっぱり、冬はこうあるべきですよね。

 

さて本題です。

『FPの家 O邸』では、瑕疵保険の躯体検査が行われました。

13時スタートという事で早めにお昼を摂って待機していると、まにらの検査員が10分ほど早く到着

挨拶もそこそこにして、さっそく検査スタートしました。

初めての検査員だったんですが、かなり念入りに見てくれました。

1階部分のチェックを終え、2階部分のチェックを開始。

図面と現場を見比べながら、ひとつひとつ確認しています。

写真の部位で、検査員の足が止まりました。

2階柱と小屋梁を留める柱頭金物の使用方法について、不満があるようです。

写真を拡大してみました。

ちなみにタナカのシナーコーナーを採用しています。

柱頭金物の柱側の上段ビスが柱上端から10mm程度下がった所に留められています。

「これだと力が加わった時に、柱が上段ビスにより割れる恐れがある」との事。

ちなみに金物下に引かれた線は、天井ラインです。

ここが天井ボードの下端になる訳です。

「いつもは梁下端に合板を挟んでもらい、金物の取付高さを下げてもらっています。」

「でも今回は天井に出ちゃうから金物下げられませんね。」との事。

でもシナーコーナーの施工マニュアルには、そんな事書かれていません。

そう言うと

「まず壊れる事はないと思うんですが、可能であれば念のため・・・。」

そして、こんなアドバイスを戴きました。

「カネシンのリブコーナーであれば2個使いが可能なので、ご検討ください。」

事務所に戻り、さっそくカネシンのHPを確認してみると次のように書かれていました。

告示【は】・・・1個使いの場合

告示【へ】・・・2個使いの場合

※2個使い時の耐力は、試験で確認しています。

 1個使い時の耐力を2倍にした数値ではありません。

 

 

シナーコーナーも告示【へ】に該当する金物です。

サイズも小さいし、2個使いすれば問題ないようです。

但しイラストのように、ひとつの面に2個並べて取付ける事は出来ません。

イラストは合板タイプの柱脚金物の納まりですが、柱頭でも対応可能のようです。

こんな事も書かれていました。

BXカネシンでは複数取り付けた場合は木材への負荷が大きくなると考え、リブコーナー等、複数個取り付けた試験を行っている製品のみカタログに耐力を表記しています。

それ以外の製品を加算する場合は設計者様が適切に設計していただくか、もしくは建築主事等へご確認ください。

 

金物を2個使いすればOKという訳ではないようです。

あくまでも2個使い時の強度が出ている金物に限るようです。

検査自体は無事合格しました。

先程の指摘は、より良い建物をつくるためのアドバイスとの事。

ありがとうございます。

さっそく活用させて戴きます。

 

 

 

https://www.assetfor.co.jp 

posted by AssetRed 

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

ただいま、現場監督見習いを募集しています。

https://www.assetfor.co.jp/recruit/

上記をご確認ください。

練馬・板橋で注文住宅を建てるならアセットフォーへ資料請求
練馬・板橋で注文住宅を建てるならアセットフォーの見学会へ
  • 練馬・板橋で注文住宅を建てるアセットフォーのFacebook
練馬・板橋で注文住宅を建てるアセットフォーのホームページTOPへ