でも無垢フローリングは季節による湿気の多寡の影響で、伸び縮みします。

01月23日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は晴れ。

気温も割と高く風もありません。

穏やかで過ごしやすいから、現場は助かります。

しばらくは雨も降らないようだし・・・。

 

埼玉県の『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。

フローリング材を撮ってみました。

バーチのユニタイプ、サイズは15mm×90mm×1818mm。

弊社が標準的に利用している床材です。

ユニタイプのフローリングは、図のように無垢材を縦方向に継いでいるもの。

 

 

さらに横方向にも継いでいるものをFJタイプと言います。

 

 

これらに対してソリッドタイプのフローリングは継いでいません。

 

ちなみに弊社では便宜上、これら3タイプのうちユニタイプとソリッドタイプを無垢フローリングと呼んでいます。

 

次は材種について・・・。

バーチは主に寒冷地に育つカバノキ科の樹木です。

柔らかな木目と部分的にキラリと光る放射杢を持つのが特徴。

英語ではバーチ、日本語ではカバザクラと呼ばれています。

ヨーロッパ・ロシア・東アジア・北米で様々な用途に利用されています。

主に家具材・建築内装材・フローリング・敷居・ドア・建具材などの用途に利用されます。

材の見た目と性質がサクラと似ていることから、サクラの代用として使われ始めたようです。

続いて施工の様子です。

張っている様子を挙げてみました。

無垢フローリングの施工方法は至ってシンプル

床材の雄サネに斜めに糊付タッカーを打ち込み、雌サネを挿し込むだけ。

弊社では図のように釘で留める事はありません。

 

 

 

 

 

でも無垢フローリングは季節による湿気の多寡の影響で、伸び縮みします。

隙間を明けておかなければ、伸びた時にジョイント部が盛り上がってしまいます。

かと言って隙間が大きければ、サネを留めたタッカーの頭が見えてしまいます。

どちらも困るでしょ

だから張る際には、伸び縮みを考慮して張る必要があります。

弊社では写真のようなパッキンを床材間に挟み、留め付ける事で一定の隙間を確保するようにしています。

パッキンは厚さ0.6mm位のものを利用しています。

ある程度フローリングを張ったら、パッキンを抜くのがポイントです。

後でまとめて抜こうなんて思っていると、なかなか抜けなくなります。

また、うっかりパッキンを踏んでしまうと足裏を痛める事もあります。

注意が必要なんです。

パッキンを抜いたら、養生MDFを仮置きします。

こうしておけば、落下物から床を守る事もできるでしょ

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