電線を2枚のテープで挟むようにして、電線周りの隙間を塞ぎます。

01月27日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り。

昨日より、少しだけ寒くなりました。

でも、また暖かくなるようですね。

助かります・・・。

埼玉県の『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。

今日も気密施工に明け暮れていました。

写真は2階ユニットバスの天井裏に張った石膏ボードを貫通するCD管です。

石膏ボードの上には気密フィルムが貼られ、その上にセルロースファイバーを吹き込みます。

その為、CD管周りの気密処理を行いました。

CD管を日本住環境㈱のゴームパッキンCD/PFに通し、アルミテープで貼り付けます。

いつもなら簡単に出来る施工ですが、今回はとても苦労しました。

なにしろ、ユニットバス天井と石膏ボードの間(天井懐)は40cmしかありません。

まず、ユニットバス天井に設けられた点検口から天井懐によじ登るのが大変です。

脚立を登り上半身を天井懐に入れ、フレームを掴んだ状態で下半身を引き上げます。

なにしろ1.0坪弱のスペースでしょ

思うように動けないんです。

登ったら、とにかく匍匐前進です。

換気ダクト周りの隙間は、ケルプを使って塞ぎました。

とにかく数が多くて困ったのが電線です。

イラストのように電線を2枚のテープで挟むようにして、電線周りの隙間を塞ぎます。

でも複数の線をひとつの穴から出しているので、線と線の隙間にも注意が必要でしょ

天井だけではなく壁にも幹線&CD管が刺さっています。

ここはアルミテープだけで処理しました。

良い運動になりましたよ💦💦💦

引き続き、2階壁周りの貫通部の気密処理を行いました。

自然給気口用の穴を撮ってみました。

写真のようにホールソーでFP壁パネルに穴を明けます。

穴の周りは厚さ105mmの硬質ウレタンフォームですから、そのままテープ下地になるのが便利なんです。

繊維系断熱材だと、穴を明ける部分に予め合板を張っておかなければいけません。

下地がふわふわだと、気密テープを皺なく貼る事が出来ないでしょ

この穴にスリーブを入れ、固定します。

写真ではエアコンスリーブを挿しています。

ちなみに弊社では、スリーブよりも大きめの穴を明けるようにしています。

ここに発泡ウレタンを充填し、スリーブを固定

硬化したら、発泡時の出っ張りを切削します。

あとは写真のように気密テープで隙間なく貼れば良いんです。

ちなみに写真は、自然給気口周りのテープ処理の様子です。

こんな感じに、全てのスリーブ周りの隙間を埋めていきます。

埋め終わったら、外側の防水処理を行います。

あと2日くらい掛かるかな・・・。

 

そうそう換気システムを納める箱を貫通する吊ボルトですが、写真のように処理しました。

①吊ボルトの周りに発泡ウレタン製クッションを巻き付ける。

②発泡ウレタン製クッションが見えないように、アルミテープで覆う。

③断熱材との取合いには、ケルプを貼って隙間を塞ぐ。

ボルト全体に発泡ウレタンを吹き付ける事も考えましたが、気密処理が大変になるし、将来吊ボルトをいじる事を考えて、このような施工を選択しました。

狭い箱の中で、換気システム本体やダクトを避けながらの施工、かなり面倒でした・・・。

次回は、別の方法を考えてみます。

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