この石粒は単に金属屋根の意匠性を高めるのが目的ではありません。

02月01日付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は晴れのち曇り。

だんだん天気が悪くなるようです

明日の朝は雪が降るかもしれません・・・。

勘弁して欲しいです。

埼玉県で工事中の『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。

屋根材の表面を撮っています。

一部の屋根材の端部の色が白く見えるでしょ

コレ、表面に吹いてある自然石粒が剥がれちゃってるんです。

 

 

 

 

 

 

ディプロマットスターの断面構成を挙げてみました。

ここにあるように、この屋根材には自然石粒が吹かれているんです。

鋼板自体はアルミ亜鉛メッキ層と耐蝕化学被膜層で守られている為、コレが剥がれても耐久性が落ちる訳ではありません。

でも、この石粒は単に金属屋根の意匠性を高めるのが目的ではないんです。

 

 

 

 

 

 

パンフレットに載っている石粒効果を抜粋しました。

簡単に言えば

①熱の侵入を抑制してくれます。

②雨のバタバタ音を抑制してくれます。

そもそも金属製屋根って、上記2点がなんとなく心配でしょ

これを補ってくれるのが、石粒効果という訳です。

だからこそ剥がれているのを見掛けたら、補修する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで用意したのがコレ

補修液と補修用の石粒です。

補修キットと聞いて、勝手にタッチペンみたいなモノをイメージしていました。

キャップを開けると筆が付いていて、中の塗料が筆先に付いてくるタイプです。

これを剥がれた部分に塗れば、タッチアップ完了

でも実際の補修キットは、もっと大袈裟でした。

意外とアナログですよね・・・。

でも施工自体は、至ってシンプルです。

まず補修液を剥げた部分に塗り付け、指で均します。

最初は青いんですが、乾くと黒くなります。

指先が真っ黒になっていて、ビックリしました。

そして、ここに補修用石粒を振りかけ、刷毛で均します。

乾けば完了です。

剥がれた部分も、気にならないでしょ

高所作業のため、注意して作業に当たりました。

補修用石粒の入った容器を倒したら、中身が溢れちゃうでしょ

塗ったばかりの部分を踏んだりすれば、やり直しです。

補修した部分が目立たない分、結構気を使うんです・・・。

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