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板橋区で工事中の『FPの家 Y邸』の工事写真をご覧ください。
2階居室の現在の様子です。
断熱パネルの内側に木材が並べて取付けられているでしょ?
コレ、配線野縁&配線間柱なんです。
FPの家って柱間に柱と同じ厚さのFPウレタン断熱パネルが充填するでしょ?
上図で言えば、①のような納まりになります。
室内側に下地が欲しい場合は、②のようにFPパネルの内側に合板を張ります。
いずれにしても電気配線や水道配管を行おうとすれば、断熱パネルを切り欠かくことになります。
でも切り欠けば断熱欠損になります。
欠損部には発泡ウレタンを充填する必要があるでしょ?
でも電線や配管の周りに発泡ウレタンを充填しちゃうと、石膏ボードを剥がし、ウレタンを撤去しなければ更新もできないんです。
そこで弊社では、③のように配線スペースを確保するようにしました。
FPパネルの内側に配線野縁&配線間柱を取り付けて、石膏ボードを張るようにしたんです。
このスペースに電線や配管を通すようにすれば、断熱欠損になりません。
更新の際にも、大掛かりな工事を避ける事ができます。
従来の30年程度で建て替える家と違い、最近の家は50~100年住み続けられる事を目指しています。
そうなると電線の更新を前提にする必要があるんです。
そこで必要になるのが配線スペースだと思うんです。
でも問題もあります。
吹き抜けのような高い壁の場合、配線が必要なのは壁の下方だけ。
上方を、わざわざふかす必要はありません。
でも壁に段差を付けるのは変でしょ?
だから写真のように、壁に段差を付けないための配線野縁&配線間柱が必要になる場合もあります。
材料も手間も、それなりに掛かりますから、勿体ないと思う方も多いのでは?
そもそも配線野縁&配線間柱自体を勿体ないと思う方も多いと思うんですよね・・・。
posted by AssetRed
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