
今日は第3火曜日につき、アセットフォーはお休みです。
今回は、先日弊社のFBページでもご紹介した動画の事を書いてみようと思います。
このYOUTUBE動画ではM’s構造設計の佐藤先生をお招きし、以下の事を語って戴きました。
今回の『FPの家 リブランディング』プロジェクトの経緯
耐震等級の考え方
今後の家づくり
特に耐震性については「FPパネルの強さ」について更に深堀りさせていただいています。
まだ、ご覧になっていない方は是非ご確認ください。
ここで語られている『余力』の話、弊社的にはとても満足いく内容でした。
実は弊社では、以前から『耐震等級3+』という表現を使っていたからです。
弊社の基本は『許容応力度計算による耐震等級3』の実現でした。
許容応力度計算による耐震性能の確認に関しては、もう20年以上前から当たり前のように行っていたんです。
でも当時は、耐震等級2を標準としていました。
そして
「こことここに耐力壁を追加すれば耐震等級3になりますよ。」
「その追加費用は、わずか○○円です。」
「是非、耐震等級3にしましょう!」
こんな感じの営業スタイルで進めていました。
でも私が代表になった時に、耐震等級3を標準と変えたんです。
「耐震等級3以外は建てません!」
そして、これが当たり前となり、いつしか耐震等級3+という表現を使うようになりました。
これはFPパネルの耐震性をアピールする為の、私なりの工夫でした。
耐震等級3の家に耐震性能の高いFPパネルを採用すれば、更に地震に強くなるのは確実でしょ?
でも『耐震等級4』なんて表現は出来ません。
だから耐震等級3より強いという意味で、後ろに+を付けた訳です。
その際の説明ロジックは以下の通りでした。
①熊本地震の資料を元に耐震等級3の必要性を説く。
②耐震性能を確認するには、許容応力度計算・性能表示計算・仕様規定の3種類の方法がある。
③同じ耐震性能であっても、確認方法によりその強度には大きな差がある事を説明する。
④この時に『耐震等級3』と『耐震等級3相当』の違いも説明していました。
⑤FPパネルの大臣認定の話をする。
「FPパネルって地震に強いんです!」
⑥「でも弊社では、FPパネルの強さは計算に加えていません。」
あくまでも『イザという時の保険』に過ぎず、安心材料のひとつだと言う事をアピールしていました。
これが、今回の『余力』の事なんです。
佐藤塾長に説明して戴くと、説得力が増すでしょ!
実にありがたい話だと思っています。
ちなみに弊社では、この後の話もあります。
せっかく耐震性を高めても、木材腐朽菌やシロアリの被害で新築時の強さを維持できない事もありますよね?
ここで重要な事が、壁内結露を起こさない事。
そして、木材腐朽菌やシロアリの被害を防止する事です。
この点に関しても、FPパネルは有効なんです。
この話については割愛させて戴きますが・・・。
佐藤塾長、本当にありがとうございました。
