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クイズです。
私たちが1日に体内に取り入れる物質の中で一番多いのは何だと思いますか?
また、その量はどのくらいだと思いますか?
クイズの解答
答えは上図の通りです。
室内空気が全体の57%を占め、その量は約18kgになるそうです。
18kgの空気ってどのくらいなの?
という方も多いと思います。
乾燥した空気1㎥の重さは、摂氏0度/1気圧の時に1.293kgですから、18kg分の空気は逆算すると13.9㎥になります。
ちなみに13.9㎥をリットルに換算すると13,900リットルになるので、2.0リットル入りペットボトル×6,950本分になります。
凄い量でしょ?
残念ながら、室内空気には『身体に悪い物質』も含まれているので取捨選択が重要となります。
そもそも2003年に24時間換気が義務付けられたのも、換気によりこうした悪い物質を建物外に排出するのが目的だったんです。
上図中の接着剤や塗料や防腐・防虫剤等が空気中に放散する原因物質を外に棄ててしまえば、居住者の健康被害を減らせるでしょ!
原因物質の放散自体を減らせれば、更に居住環境は良くなる筈!
そう思い、弊社では合成化合物の利用を減らしてきました。
接着剤の利用を少なくし、防蟻・防腐剤をホウ酸に変え、塗料を自然塗料にし、石油由来の製品を自然由来の製品に変えてきたんです。
でも、それが本当に効果を挙げているかどうかなんてわからないでしょ?
だから弊社では、お引渡し前に室内空気環境の調査をしています。
具体的に言えば、以下の5物質の室内濃度を測定し、その濃度をお客様に報告するようにしています。
1.ホルムアルデヒド
2.トルエン
3.キシレン
4.スチレン
5.エチルベンゼン
これらの原因物質は空気中に放散し、一定の濃度となります。
当然原因物質を多く含む建材を利用していれば、その濃度は上がります。
ただし換気システムが機能していなければ、その濃度は下がる筈。
でも空気は透明なので、わからないでしょ?
そこでこんなバッジの出番となります。
測定バッジ
赤い袋の上のバッジはホルムアルデヒド用の測定バッジ。
そして白い袋の上のバッジは、それ以外の4物質用の測定バッジです。
この測定バッジを室内に24時間安置し、それぞれの物質の気中濃度を測定すれば、それぞれの気中濃度がわかるようになっています。
測定の様子
測定自体はじつに簡単です。
高さ1.4m程度の脚立を用意し、部屋の真ん中に設置。
天端に写真のように、測定バッジを固定します。
バッジにはクリップが付いているので、挟めば簡単に固定する事が出来ます。
立入禁止札
バッジをセットしたら、戸締りを行い、誰かが建物内に入らないように『立入禁止札』を玄関に貼っておけば良いんです。
工事キーを一旦、持ち帰るのも良いと思います。
鍵が無ければ、建物内に入る事ができないでしょ!
立ち入った人の服に塗料や接着剤が付着しているだけでも、バッジが反応しちゃうんです。
その位、シビアな測定なんですよね・・・。
24時間後にバッジを回収したら、分析機関にバッジを送付します。
その際に専用用紙に必要事項を書き込み、同封します。
10日もすれば分析結果報告書が届くので、その内容を確認すれば良いんです。
なお、厚生労働省が発表している室内空気中化学物質濃度の指針値(令和7年度版)は以下の通りです。
ホルムアルデヒド・・・0.08ppm
トルエン・・・0.07ppm
キシレン・・・0.05ppm
スチレン・・・0.05ppm
エチルベンゼン・・・0.085ppm
この値よりも報告書の濃度が大きければ問題です。
でも、ほぼ全ての値が限りなく『0』に近いので、特に問題ない事が多いんです。
弊社の取組が間違っていなかったことを証明してくれている訳です。
ただ「接着剤の利用を少なくし、防蟻・防腐剤をホウ酸に変え、塗料を自然塗料にし、石油由来の製品を自然由来の製品に変えてきたんです。」と言っても、実際に測定してみないと本当のところはわからないでしょ?

posted by AssetRed
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電話:03-3550-1311
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