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現在基礎工事中の『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。
基礎配筋が完了しました。
本日、朝9時から瑕疵保険の基礎配筋検査があるため、昨日コンベックスを片手に自主検査を行って来ました。
私が愛用しているコンベックス
ちなみにコンベックスとは、巻き取り式の金属製メジャーの事です。
スケールなんて呼んでいる人も多いと思います。
事前に提出している基礎図面と現場を見比べ、鉄筋の種類や本数、配置等を目視にて確認。
継手の重ね寸法・端部の余長・かぶり厚さ等も、確認します。
格子状に組まれた鉄筋の上を歩くので、結構気を遣うんですよね。
油断していると躓いて転んでしまう事もあるんです。
ちなみに転ぶと大怪我をします。
だって鉄筋の先は尖っているので、あちこちに刃物が並んでいるようなものですから・・・。
確認して気になった点は図面に書き込み、基礎業者に伝えます。
もちろん必要であれば、是正や追加施工を行う事もあります。
でも今回は、特に問題ありませんでした。
確認ついでに、捨てコンの上に落ちたゴミも回収するようにしています。
ゴミと書きましたが、具体的に言うと結束線の切れ端やユニット鉄筋を縛っていた針金です。
どちらも曲がっているでしょ?
もしも、これらが捨てコンの上に残っていて、基礎鉄筋に触れていれば問題です。
何故なら、かぶり厚さが確保出来ていない事になってしまうからです。
仮に基礎鉄筋に触れていなくても、コンクリート打設時に動いて触れてしまうかもしれません。
だから、この段階で排除するようにしています。
「基礎業者にやらせればいいじゃん!」という方も多いでしょう。
でも格子状に組まれた鉄筋の下に落ちている結束線等って、非常に見えづらいんです。
だから、ついつい見落としてしまいます。
2重チェックをした方がいいでしょ?
自主チェックをしていると、目を皿のようにして見ているせいか、意外と気がつくんです。
鉄筋の上を歩いているうちに、切れて落ちちゃう事もあるし・・・。
ちなみにかぶり厚さは、鉄筋コンクリート構造において鉄筋を覆うコンクリート層の厚みを指します。
コンクリート表面から鉄筋までの距離を規定値とするために、施工現場ではスペーサーを用います。
これがコンクリートスペーサーです。
サイコロなんて呼ぶ人もいます。
コンクリート製立法体の各寸法が50・60・70mmになっているので、必要かぶり厚さに応じてサイコロを転がし、一番下の鉄筋を載せれば良いんです。
ちなみに写真では60mmのかぶり厚さを確保しています。
なお最小かぶり厚さは建築基準法や配筋指針で定められていて、その厚さは施工誤差を考慮して設定されています。
こんなかんじです。
鉄筋は水分や酸素に触れると錆びやすいでしょ?
コンクリート内で鉄筋が錆ると、鉄筋が膨張してコンクリートを内側から破壊する爆裂現象が起こります。
こうした現象を未然に防ぎ、建物の寿命を延ばすことで構造耐久性を高めるのがかぶり厚さの確保なんです。
かぶり厚さを十分確保すれば、コンクリートのアルカリ性による保護膜が鉄筋を守ってくれますから・・・。
たかが結束線と侮ることなかれ!
という訳で、こんな便利グッズを使って集めています。
先端が磁石になっているため、結束線等がくっ付きます。
これを手で摘まめば簡単に取れるでしょ!
腰を屈めて、鉄筋の間に手を伸ばすのって、かなりしんどいんですよね・・・。
30分ほどで、こんなに集まりました。
凄いでしょ?!
いつもは灰色のコンクリート上に落ちている灰色の結束線を探すのが大変なんです。
でも今回は、雨で結束線が錆び始めていたのでわかりやすかったですよ・・・。

posted by AssetRed
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