手すり壁・パラペット上端部の防水施工①

今回は、防水施工マニュアル(住宅用防水施工技術)2021からの抜粋となります。

手すり壁・パラペット上端部の防水施工に関する、実験結果をご紹介したいと思います。

昨日の拙ブログの最後にあった、実験の事です。

 

手すり壁・パラペット上端部は、笠木固定用ネジが貫通します。

下記の3種類の防水納まりを用いた試験体について、ネジ貫通部の止水性の実験を行いました。

実験条件・実験方法

1.試験体の納まりは、タイプA・タイプB・タイプC、3種類の納まりを再現。

鞍掛けシートは一般社団法人日本防水材料協会規格JWMA・A01(先張りシート及び鞍掛けシート)に適合またはこれと同等以上の防水性能を有するものを使用

2.試験体製作後、屋外に28日間曝露。

 笠木の施工タイミングは施工直後が多いため、実際の現場は数週間曝露されることが多い。

3.曝露した試験体に10か所ネジ留め。(うち、ネジ下穴あり5箇所/ネジ下穴なし5箇所)

 10か所のネジ留めは身長が異なる5名で2か所づつ、実際の現場を想定し高さ1.1mで施工。

4.試験体に下穴(キリΦ4.5mm)をあけ、十字穴付き六角タッピングネジ(Φ6×70)で

 長穴ワッシャー(厚み3mm)を留める。

 水頭圧がネジ貫通部に及ばないように、長穴ワッシャーをホルダー(笠木固定金物)の代用として使用。

 下穴とネジ周囲にシーリングは行わない。

5.一般社団法人日本防水材料協会 改質アスファルトルーフィング下葺き材(ARK04-01:2018)

 7.8釘穴シーリング性の試験方法に準拠し、試験体ネジ貫通部に塩ビパイプを立て周囲をシールする。

 シール硬化後、水に着色インクを適量加えて攪拌したものを30mmの水頭までパイプに入れる。

6.24時間静置後、貫通ネジまわりの漏水の有無を確認する。

実験の概要は以上です。

どんな結果になったと思いますか

続く・・・

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